大粒の栗の渋皮煮を入れた抹茶のチーズケーキのレシピです。抹茶の渋み、クリームチーズの酸味、渋皮煮の甘さが調和したレシピです。
栗の渋皮煮たっぷり、抹茶チーズケーキ
栗の渋皮煮を入れた抹茶のチーズケーキのレシピです。
栗の渋皮煮は毎年作っていて(レシピはこちら)、今年も1kgほど仕込みました。栗の渋皮煮というのは日本独自の作り方らしく、ヨーロッパでは見かけません。
日本ではどのくらい前から作られているのかと思って調べたのですが特に資料は見つからず。農林水産省のページに、埼玉県・日高市が渋皮煮の主な伝承地域として記載されていますが、具体的にどのくらい前からという記載はなかったです。
栗を手間ひまかけて高級品であった砂糖をふんだんに使って調理する渋皮煮はフランスのマロングラッセと同じく贅沢な料理で、お祭りやお祝い事などに使われると記載されていますが、栗の生産地ではわりとどこでも作られていたのか埼玉の日高市のみで作られていてそれが全国に広まったのかは不明です。
そして仕込んだ栗の渋皮煮、去年は栗のペーストを混ぜ込んだ栗のチーズケーキに渋皮煮を入れて作ったのですが、今年は抹茶を使ったチーズケーキに使うことにしました。
最初、クリームチーズと生クリームを合わせたシンプルなチーズケーキに抹茶を加えたレシピにしたのですが、渋皮煮の前に抹茶チーズケーキ自体が抹茶の苦味とクリームチーズの酸味が強調されたバランスの悪い味に・・・両方の特徴を悪い風に引き出しあってる味になってました・・
なので酸味をもうちょっとマイルドにして抹茶と合うようなチーズケーキに、と思って思い出したのが少し前に作ったMR. CHEESECAKEのアールグレイチーズケーキのレシピでした。
クリームチーズに生クリーム、サワークリーム、ホワイトチョコ、ギリシャヨーグルトと乳製品てんこ盛りレシピですが、酸味がマイルドで濃厚でコクもあり軽さもあるレシピで、これは抹茶とも合うはずだと思ったら本当にぴったり、苦味と酸味とコクのバランスが本当にいい!レシピになりました。
材料
- 生クリーム - 乳脂肪分35%のものを使用。
- ホワイトチョコ - ホワイトチョコは酸味や苦味をマイルドにしてくれるので、少量でも入れると味のバランスがとれます。今回はリンツのホワイトチョコを使用。
- クリームチーズ
- グラニュー糖
- 卵
- サワークリーム - サワークリームを入れると発酵の香りが加わりチーズケーキ により深みが出ます。生地もふわっとした食感になります。
- ギリシャヨーグルト - 普通のヨーグルトだと水分が多すぎるのでギリシャヨーグルトがおすすめ。
- コーンスターチ
- 抹茶
- 栗の渋皮煮 - 渋皮煮の作り方はこちら。市販のものでも可です。
作り方
栗の渋皮煮を手作りしたい方はレシピはこちら
- クリームチーズを室温に置いて柔らかくしておきます。
- 型に繰り返し使えるオーブンペーパーを敷いておきます。底取れの型の場合は、湯煎焼きをしたときに水が入らないように型をアルミホイルで覆います。
- 湯煎用のお湯を沸かしておきます。
- オーブンを160度に予熱します。
小鍋に生クリームを入れて温め、火を止めてからホワイトチョコレートを加えて溶かします。
ボウルにクリームチーズとグラニュー糖を合わせてゴムベラでゆっくりと混ぜ合わせます。
1.を2. に加えて混ぜ合わせます。
卵を溶き、2〜3回に分けて生地に加えます。
サワークリームとギリシャヨーグルトを加えて混ぜます。
コーンスターチと抹茶をふるいいれます。
生地を濾します。
抹茶の粒が少し残っているので、スプーンの背で押しつけるようにして濾してください。
用意した型の中に渋皮煮を並べ、できるだけ渋皮煮とチーズケーキのあいだに空気が入らないように、渋皮煮が動いてしまわないように生地をゆっくりと注ぎ入れます。
型より少し大きめのバットを用意してその中にチーズケーキ生地が入った型をおき、お湯を2cmほど注ぎます。(湯煎焼きの方法についてはこちらも参考に)
160度に予熱したオーブンで1時間ほど湯煎焼きします。
焼き上がったら型のままケーキクーラーなどの上に置き粗熱を取ります。冷めたら冷蔵庫で3-4時間冷やします。
型から出し、お好みでチーズケーキに抹茶をふるいかけてケーキをカットします。金箔を飾ってできあがりです。
本当は側面に栗が出ないようにしたかったのですが、焼いているあいだに移動してしまうようで何回か焼いてもどうしても側面に栗が出てしまってました・・・
ただカットするときは栗の中央を狙ってカットできるので栗の断面が綺麗に出やすいです!
手作りチーズケーキの保存と日持ち
冷蔵保存:
密閉できる保存容器やラップに包んで冷蔵庫に保存して下さい。日持ちは3〜5日程度です
冷凍保存:
長期間保存する必要がある場合は冷凍保存がおすすめです。日持ちは1ヶ月程度です。解凍する際には冷蔵庫でゆっくり解凍してください。
使用する道具
栗を使ったレシピ
秋のレシピ
Print抹茶チーズケーキ
- Total Time: 1 hour 30 minutes
- Yield: 8人分(15cm 丸型 1台分) 1x
- Diet: GlutenFreeDiet
Description
大粒の栗の渋皮煮を入れた抹茶のチーズケーキのレシピです。抹茶の渋み、クリームチーズの酸味、渋皮煮の甘さが調和したレシピです。
Ingredients
- 100ml 生クリーム
- 50g ホワイトチョコ
- 150g クリームチーズ
- 80g グラニュー糖
- 2個 卵
- 150g サワークリーム
- 50g ギリシャヨーグルト
- 小さじ2(8g) コーンスターチ
- 大さじ2(12g) 抹茶
- 8粒 栗の渋皮煮
Instructions
準備
- クリームチーズを室温に置いて柔らかくしておきます。
- 型に繰り返し使えるオーブンペーパーを敷いておきます。底取れの型の場合は、湯煎焼きをしたときに水が入らないように型をアルミホイルで覆います。
- 湯煎用のお湯を沸かしておきます。
- オーブンを160度に予熱します。
抹茶チーズケーキ生地
- 小鍋に生クリームを入れて温め、火を止めてからホワイトチョコレートを加えて溶かします。
- ボウルにクリームチーズとグラニュー糖を合わせてゴムベラでゆっくりと混ぜ合わせます。
- 1. を2. に加えて混ぜ合わせます。
- 卵を溶き、2〜3回に分けて生地に加えます。
- サワークリームとギリシャヨーグルトを加えて混ぜます。
- コーンスターチと抹茶をふるいいれます。
- 生地を濾します。
- 用意した型の中に渋皮煮を並べ、できるだけ渋皮煮とチーズケーキのあいだに空気が入らないように、渋皮煮が動いてしまわないように生地をゆっくりと注ぎ入れます。
- 型より少し大きめのバットを用意してその中にチーズケーキ生地が入った型をおき、お湯を2cmほど注ぎます。(湯煎焼きの方法についてはこちらも参考に)
- 160度に予熱したオーブンで1時間ほど湯煎焼きします。
- 焼き上がったら型のままケーキクーラーなどの上に置き粗熱を取ります。冷めたら冷蔵庫で3-4時間冷やします。
- 型から出し、お好みでチーズケーキに抹茶をふるいかけてケーキをカットします。金箔を飾ってできあがりです。
- Prep Time: 30 minutes
- Additional Time: 0 hours
- Cook Time: 1 hours
- Category: ケーキ
- Cuisine: 日本
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