甘味の強い濃厚なマロンクリームを酸味のあるクリームチーズと合わせ、中には大きめの渋皮煮を入れた栗のチーズケーキのレシピです。
マロンクリームとクリームチーズの相性のいい濃厚レシピ!
甘味の強いマロンクリームと酸味のあるクリームチーズを使った栗のチーズケーキのレシピです。
最初チーズケーキではなくて普通の栗のテリーヌを作ろうかと思い、試しに両方作ってみました。そうしたら意外とクリームチーズの酸味とマロンクリームの甘ったるさが合い、そちらの方がすごくバランスがよいレシピになりました。
思えば昔ボンヌママンのヨーグルトでマロンクリームを合わせたものがあって、結構おいしかったことを思い出しました。クリームチーズとかヨーグルトとかの酸味がある乳製品とマロンクリームの相性はいい!と思います。
材料
栗チーズケーキ生地
- クリームチーズ - フィラデルフィアのクリームチーズを使用。
- サワークリーム - ほんの少量なので入れなくてもいいかとも思ったのですが、入れるとふっくらとした柔らかい食感が出て繊細な味わいになります。(入れないと羊羹のようなういろうのような食感になります。)
- 卵
- 薄力粉 - 薄力粉も入れないで作ることもできるのですが、入れると生地がまとまり分離しにくくなります。
- 生クリーム - 乳脂肪分35%くらいのものがおすすめです。
- マロンクリーム (加糖) - 色々な種類があるマロンクリームですが、一番手に入りやすかったクレマン・フォジェ社の加糖してあるマロンクリームを使いました。これ自体でかなり甘いので、チーズケーキ生地にこれ以外の砂糖は加えていません。
無糖のマロンクリームを使うときは砂糖 50gを加えて作ってみて下さい。
マロンクリームを手作りしたい方は以前のモンブランタルトのレシピの中でマロンクリームの作り方を紹介していますので、そちらも参考にしてみてください。ただ砂糖をかなり控えめにしているので、このチーズケーキに使うときはさらに加糖する必要があると思います。 - ラム酒 - お好みで入れなくても作れますが、入れるとマロンクリームの甘ったるさがとれてよりバランスの取れた味わいになります。
ホワイトラムでもダークラムでもどちらでもよく合います。
トッピング
- 栗の渋皮煮 -少し手間がかかりますが手作りすることもできます。(レシピはこちら)
作り方
準備
- クリームチーズを室温に置いて柔らかくしておきます。
- 栗の渋皮煮はペーパータオルの上に置いてシロップを切っておきます。
- パウンド型に繰り返し使えるオーブンペーパーを敷いておきます。底取れの型の場合は、湯煎焼きをしたときに水が入らないように型をアルミホイルで覆います。
- オーブンを160度に予熱します。
栗チーズケーキ生地
クリームチーズとマロンクリームを合わせて、ゆっくりと混ぜ合わせます。(ホイッパーでもゴムベラでもどちらでもよいですが、空気をできるだけ含ませないように混ぜてください)
サワークリームをを加えてさらに混ぜます。
卵を溶き、2〜3回に分けて加えその都度よく混ぜ合わせます。
生クリームを加えて混ぜ合わせます。
薄力粉をふるい入れます。お好みでラム酒も加えて混ぜます。
生地を一度こし器でこします。
できれば生地を冷蔵庫で冷やします。(冷やすと生地に濃度がつくので、あとで生地を渋皮煮の上に注いだときに渋皮煮が動いてしまうのを防げます)
栗の渋皮煮を型の中央に縦一列に並べます。
生地を型に静かに注ぎ入れます。(渋皮煮が動いてしまわないように気をつけてください!)160度に予熱したオーブンで50分から1時間、湯煎焼きします。
普段チーズケーキを作るときは、生地を型に注いだあと型を台の上に打ちつけたりして中の空気を抜いてます。なのですが中の渋皮煮が動いてしまいやすいのと、渋皮と栗の実のあいだに空気が入っていたりするのでどうしても焼き上がりの表面に気泡ができてしまいます。
気になるときは粉糖やココアパウダーを表面にかけたり、生クリームをトッピングしてみてください。
きれいに作るコツ!
チーズケーキ生地は順番に材料を混ぜていくだけなのでとてもシンプルで簡単です。
渋皮煮を中央に並べたあと生地を注ぐとき、渋皮煮が動いてしまわないように気をつけてください。パウンドケーキの生地などと比べてチーズケーキ生地がかなり液体に近く動きやすいです。生地を冷やして濃度をつける、型に生地を注いだあと必要以上に動かさないなど工夫してみてください。
保存
焼き上がったら型のままケーキクーラーなどの上に置き粗熱を取ります。冷めたら冷蔵庫で3-4時間、よく冷やしてからスライスして召し上がってください。
保存期間は冷蔵で約2〜3日です。冷凍する場合はチーズケーキをラップで包んでからジッパーなどに入れて約2週間ほど保存できます。
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使用する道具
湯煎焼きをするときは特にくりかえし使えるオーブンシートがおすすめです。濡れても切れたりせず、側面も波打ってしまわずまっすぐきれいに仕上がります。
栗がたっぷり!混ぜて焼くだけの濃厚栗チーズケーキのレシピ
- Total Time: 1 hour 20 minutes
- Yield: 8人分(20cm パウンド型 1台分) 1x
Description
甘味の強い濃厚なマロンクリームと酸味のあるクリームチーズと合わせ、中には大きめの渋皮煮を入れた栗のチーズケーキのレシピです。
Ingredients
- 100g クリームチーズ
- 50g サワークリーム
- 2個 卵
- 大さじ1 (約10g) 薄力粉
- 100ml 生クリーム
- 100g マロンクリーム (加糖)
- 大さじ1 (15ml) ラム酒
- 8〜9個 栗の渋皮煮
Instructions
準備
- クリームチーズを室温に置いて柔らかくしておきます。
- 栗の渋皮煮はペーパータオルの上に置いてシロップを切っておきます。
- パウンド型に繰り返し使えるオーブンペーパーを敷いておきます。底取れの型の場合は、湯煎焼きをしたときに水が入らないように型をアルミホイルで覆います。
- オーブンを160度に予熱します。
マロンチーズケーキ生地
- クリームチーズとマロンクリームを合わせて、ゆっくりと混ぜ合わせます。(ホイッパーでもゴムベラでもどちらでもよいですが、空気をできるだけ含ませないように混ぜてください)
- サワークリームをを加えてさらに混ぜます。
- 卵を溶き、2〜3回に分けて加えその都度よく混ぜ合わせます。
- 生クリームを加えて混ぜ合わせます。
- 薄力粉をふるい入れます。
- お好みでラム酒も加えて混ぜます。
- 生地を一度こし器でこします。できれば生地を冷蔵庫で冷やします。(冷やすと生地に濃度がつくので、あとで生地を渋皮煮の上に注いだときに渋皮煮が動いてしまうのを防げます)
- 栗の渋皮煮を型の中央に縦一列に並べます。
- 冷えて濃度がついた生地を型に注ぎ入れます。160度に予熱したオーブンで50分から1時間、湯煎焼きします。
- 焼き上がったら型のままケーキクーラーなどの上に置き粗熱を取ります。冷めたら冷蔵庫で3-4時間、よく冷やしてから召し上がってください!
Notes
- マロンクリームは加糖されたものを使っています。もし加糖されていないものを使用する場合は、砂糖 50gを加えて作ってみて下さい。
- 渋皮煮を中央に並べたあと生地を注ぐとき、渋皮煮が動いてしまわないように気をつけてください。パウンドケーキの生地などと比べてチーズケーキ生地がかなり液体に近く動きやすいです。生地を冷やして濃度をつける、型に生地を注いだあと必要以上に動かさないなど工夫してみてください。
- Prep Time: 20 minutes
- Additional Time: 0 hours
- Cook Time: 1 hours
- Category: ケーキ
- Cuisine: 日本
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