いつものチーズケーキをパウンド型で!プレゼントにも最適なパウンド型で作るチーズケーキのレシピです。
パウンド型のチーズケーキタルト
チーズケーキは丸型で作ることが多くて、ときどきチーズケーキテリーヌのようにパウンド型で焼くこともあるのですが、ちゃんと土台を作ってタルトのように作る時はほとんど丸型で作ることが多かったんです。
なのですが材料もほとんど変わらないのにパウンド型でタルトのように作るとすごく印象が変わって、見慣れたチーズケーキとは全く違う感じで一目惚れしました。
レシピは日本語の美しいフランス菓子の教科書という本も出ているフランスのパティシエ、メラニー・デュピュイさんのものを参考にしてます。元のレシピは上のクリームがバニラビーンズがたくさん入ったパンナコッタ。きれいでおいしそうです。
チョコレートや焼き菓子、シューなどいろんな本が出版されていてどれも材料がわかりやすくてイラストがかわいい本です。タルトの本も持ってます。
湯煎焼き、低温焼き・・・
そして今回はタルトっぽくしたくて底面だけではなくサイドにも土台の生地を敷くレシピなので、湯煎焼きするとさすがにサクサク感はなくなるよな・・・ということで思い切って湯煎焼きせずに低温焼きしてみました。
乾いた感じになるかな〜と思いきや、仕上がりは湯煎焼きしたようにしっとりで柔らかい。しかも土台の部分はサクサクのまま。
今までこういうチーズケーキは必ず湯煎焼きしていたので、あれ、湯煎焼き必要??と今回のことで湯煎焼きについて少し疑問が出てきました。湯煎焼きすると底の土台の部分も柔らかくなってしまうし、いつも少し気になってたんですよね。今後もちょっといろいろ検証してみたいと思います。
(湯煎焼きについてはこちらの記事も参考にしてみてください↓)
ただ温度はかなりデリケートで、最初120度で焼いたら1時間焼いても生のままでした。そして130度に上げて焼くとゆっくりと火が入り中がとろけるように柔らかく仕上がりました。だいたい30-40分くらいで、中が柔らかくふるふると揺れるくらいです。
これはお使いのオーブンによって温度設定は変わると思うので、ちょうど良い温度を見つけてください。(今回のレシピではオーブンは電気オーブンを使い、ファンをまわしていない状態です。)
追記
このレシピのあとパウンド型のチーズケーキを湯煎あり・なしで何度か焼いています。同じレシピではなく焼いた温度も違うので一概にはいえないのですが、参考まで。
湯煎ありで焼くと全体的に柔らかく均一でかたちもきれいな四角または台形に仕上がります。
湯煎なしだと目が詰まった感じでかたちはかたちはふちが盛り上がった感じになります。
このレシピはカットしたときのチーズケーキの波のようなかたちが特徴なので、湯煎なしで焼いた方がいい、というのが今のところの結論です。
パウンド型チーズケーキの作り方
土台
ジッパーなどの袋にビスケットを入れてめん棒で細かく砕き、溶かしバターを加えてよく混ぜ合わせます。
(袋を使って土台の生地をのばすので、できれば20x15cmくらいの袋を使うとのばしやすいです)
ジッパーの口を閉めて、めん棒で20x15cmの大きさにのばします。底用とサイド用の計5枚を測り、冷蔵庫で冷やし固めてからカットします。(私はジッパーの袋の上から測って線を引き、包丁でそのままカットしました)
20x7cm(底用)
20x2cm(長いサイド用)x 2枚
7x2cm(短いサイド用)x 2枚
お持ちの型によって長さは変わってくるので測ってみてください。
パウンドケーキ型に土台の生地を底、サイドの順で敷き込みます。隙間があかないように生地が足りない部分を足したり指で押したりしてみてください。使うまで冷蔵庫で冷やしておきます。
チーズケーキ生地
室温において柔らかくしたクリームチーズをボウルに入れ、グラニュー糖を加えて混ぜ合わせます。
全卵と卵黄を加えてよく混ぜます。
サワークリームとバニラエクストラクトを加えて混ぜ合わせます。
用意した型に注ぎ入れ、130度のオーブンで30-40分ほど焼きます。焼き上がりは側面の生地が盛り上がり中央が少しへこんで、揺らすとわずかに表面が波打つくらいです。
粗熱をとって冷蔵庫でよく冷やします。(できれば一晩冷蔵庫で冷やします)
サワークリームトッピング
ボウルにサワークリームとグラニュー糖を入れ混ぜます。チーズケーキ生地の上に流して平らにします。冷蔵庫で冷やします。
型のまわりを温めて(特に底の部分をバーナーやコンロの火などでさっとあぶると型から出しやすくなります。逆にサイドの部分を温めすぎるとトッピングが溶けます)ケーキを型からそっと出します。タルトを温めた包丁でカットしてできあがりです。
いつものチーズケーキをパウンド型で!
いつものチーズケーキと変わらない材料で、プレゼントにも最適なパウンド型チーズケーキ。持ち運びするときはサワークリームのトッピングにゼラチンを少量加えると(このレシピで2g程度)保ちます。
使用する道具
使用する材料
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パウンド型チーズケーキタルト
- Total Time: 1 hours
- Yield: 20cm パウンド型1台分 1x
Description
いつものチーズケーキをパウンド型で!プレゼントにも最適なパウンド型で作るチーズケーキのレシピです。
Ingredients
土台
- 100g 全粒粉ビスケット
- 50g 無塩バター(溶かし)
チーズケーキ
- 180g クリームチーズ(室温)
- 65g グラニュー糖
- 1個 卵黄
- 1個 卵
- 150g サワークリーム
- 小さじ¼ バニラエクストラクト
トッピング
- 225g サワークリーム
- 30g グラニュー糖
Instructions
準備
- パウンドケーキ型に繰り返し使えるオーブンシート(または普通のオーブンシート)を敷いておきます。
クリームチーズは室温に戻しておきます。
オーブンは焼く10分前に130度に予熱しておきます。
土台
- ジッパーなどの袋にビスケットを入れてめん棒で細かく砕き、溶かしバターを加えてよく混ぜ合わせます。
(袋を使って土台の生地をのばすので、できれば20x15cmの袋を使うとのばしやすいです) - ジッパーの口を閉めて、めん棒で20x15cmの大きさにのばします。底用とサイド用の計5枚を測ってカットします。(私はジッパーの袋の上から測って線を引き、包丁でそのままカットしました)
20x7cm(底用)
20x2cm(長いサイド用)x 2枚
7x2cm(短いサイド用)x 2枚 - パウンドケーキ型に土台の生地を底、サイドの順で敷き込みます。隙間があかないように生地が足りない部分を足したり指で押したりしてみてください。使うまで冷蔵庫で冷やしておきます。
チーズケーキ
- 室温において柔らかくしたクリームチーズをボウルに入れ、グラニュー糖を加えて混ぜ合わせます。
- 全卵と卵黄を加えてよく混ぜます。
- サワークリームとバニラエクストラクトを加えて混ぜ合わせます。
- 用意した型に注ぎ入れ、130度のオーブンで30-40分ほど焼きます。焼き上がりは側面の生地が盛り上がり中央が少しへこんで、揺らすとわずかに表面が波打つくらいです。
- 粗熱をとって冷蔵庫でよく冷やします。(できれば一晩冷蔵庫で冷やします)
トッピング
-
- ボウルにサワークリームとグラニュー糖を入れ混ぜます。チーズケーキ生地の上に流して平らにします。冷蔵庫で冷やします。
型のまわりを温めて(特に底の部分をバーナーやコンロの火などでさっとあぶると型から出しやすくなります。逆にサイドの部分を温めすぎるとトッピングが溶けます)ケーキを型からそっと出します。タルトを温めた包丁でカットしてできあがりです。
Notes
・チーズケーキを焼く温度について
最初120度で焼いたら1時間焼いても生のままでした。130度で焼くとゆっくりと火が入り中がとろけるように柔らかく仕上がりました。微妙な温度設定なのでお使いのオーブンでちょうど良い温度を見つけてください。(今回のレシピではオーブンは電気オーブンを使い、ファンをまわしていない状態です。湯煎焼きもしていません)
・トッピングのクリームについて
サワークリームはフランスでは手に入りにくいので、同じく生クリームを乳酸発酵させたクレームフレッシュエペスを使っています。
今回トッピングにもクレームフレッシュエペスを使ったのですが、メーカーによって固まりにくいものもありました。
量も多めにして上に流しているレシピなので、上にとどまるように動画や写真のものは2gのゼラチンを加えています。ただ毎回必要とは思わないのでレシピには加えていません。
調べた限り、サワークリームを使ったレシピではゼラチンなしでもちゃんと上に止まるようですので必要ないとは思いますが、カット面が綺麗にでるのでお好みで加えてみてください。
- Prep Time: 30 minutes
- Additional Time: 0 hours
- Cook Time: 30 minutes
- Category: タルト&パイ
- Cuisine: アメリカ
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