混ぜるだけで簡単に手作りできる、滑らかでクリーミーな口当たりが魅力のベイクドチーズケーキのレシピです。
基本のベイクドチーズケーキの作り方
チーズケーキというとあまり焼き色をつけずに低温で焼いて、ちょっとレアっぽく仕上げるベイクドレアチーズケーキを作ることが多いです。
しっかり焼き込んだ濃厚なNYチーズケーキも大好きで、ベイクドレアチーズケーキと比べてしっかり焼いている分水分が少なく濃厚、コーヒーにもよく合う味わいです。
ケーキ作りはコツがいっぱいいることが多いですが、チーズケーキは順番に混ぜていくだけでできる手軽さと本格的な濃厚な味わいが魅力。
アレンジ次第で、フルーツやシロップ、チョコレートなどをトッピングすることもでき、季節や好みに合わせて楽しめる点も魅力的です。
サワークリームか生クリームか
チーズケーキを作るときはクリームチーズ+サワークリームかクリームチーズ+生クリームにすることが多いです。
どちらも濃厚に仕上がりますが、サワークリームにすると少し軽さが出る感じ、生クリームにすると目がきめ細かく重い感じになります。
なのでチーズケーキテリーヌにするときは生クリームを使い、クラシックなベイクドチーズケーキにするときはサワークリームを使っています。
両方混ぜてもいいですし、お好みでいろいろ配合を変えると食感が変わっておもしろいと思います。
材料
ビスケットの土台
- ビスケット(全粒粉のもの) - マクビティのダイジェスティブビスケットを使用。
- 無塩バター - 溶かしバターを使います。
チーズケーキ生地
- クリームチーズ(室温) - 今回はフランスのクリームチーズ・サンモレを使用。手に入りやすいフィラデルフィアなどでも同じように作れます。
- サワークリーム
- グラニュー糖
- 卵
- 卵黄
- バニラエクストラクト - バニラエクストラクトとはバニラビーンズやバニラのさやをアルコールに漬け込んで、香りを抽出したアルコール液のことです。本物バニラを使っているので香りがよいです。なければバニラオイルやバニラビーンズを使ってください。
- コーンスターチ - 薄力粉でも代用可。
作り方
準備
- クリームチーズは室温に戻しておきます。
- 型の底と側面に繰り返し使えるオーブンシート(または普通のオーブンシート)を敷いておきます。
- 底取れの型の場合は、湯煎焼きをしたときに水が入らないように型をアルミホイルで覆います。
- オーブンは焼く10分前に160度に予熱し、湯煎用のお湯を沸かしておきます。
ビスケットの土台
ビスケットをジッパーなどの袋に入れて、めん棒などで叩いて細かく砕き、溶かしバターを注ぎ入れ揉み込んでよくなじませます。
型に入れてスプーンの背やコップの底などを使ってきっちりおし固めます。使うまで冷蔵庫に入れて冷やしておきます。
チーズケーキ生地
ボウルにクリームチーズとグラニュー糖を入れ、ゆっくりと混ぜ合わせます。サワークリームも加えて混ぜます。
卵と卵黄を加えて混ぜます。
バニラエクストラクトを入れ、コーンスターチをふるい入れます。
生地を濾し、用意した型に生地を注ぎ入れます。
型よりひとまわり大きい耐熱容器を用意し、生地の入った型を中心に置きます。耐熱容器に熱湯を注ぎ入れます。(オーブンに入れた後に熱湯を注いでもいいです。どちらにしてもやけどに注意してください!)
160度に温めたオーブンで約1時間湯煎焼きします。途中焼き色がつけば温度を下げ、焼き色がつかなければ温度を上げてください。
焼き上がったらオーブンを開けずに1時間ほどオーブンの中に置いておきます。その後オーブンから取り出し、冷めるまで室温に置きます。
チーズケーキが完全に冷めたら冷蔵庫に入れてよく冷やします。
ベイクドチーズケーキの焼成温度・時間
ベイクドチーズケーキのトータルの焼き時間は湯煎焼きで1時間程度。
ガスオーブンを使っていたとは160度で焼き終える頃にはちょうどよい焼き色がついていました。
電気オーブンだと160度で終わりに近づいても表面は白いままで最後の10分〜15分、温度を190度くらいに上げて焼き色をつけました。
お使いのオーブンの火力によって焼き色がついたりつかなかったりします。最初に温度を上げて焼き色をつけてから温度を下げても、最後に温度を上げて焼き色をつけてもどちらでもいいと思うので、オーブンに入れてから焼き色を見て温度を調節してください。
温めた包丁でカットすると断面がきれいに仕上がります。
ベイクドチーズケーキの保存・日持ち
冷蔵保存
手作りのベイクドチーズケーキは冷蔵庫で保存して4〜5日程度もちます。焼き上がってから必ず冷まし、カットしてから保存容器に入れて保存したり、ケーキの上から薄くラップをかけるなどして保存してください。
冷凍保存
ベイクドチーズケーキは冷凍保存することもできます。
ラップをしてからジッパー袋などに入れて保存すると冷凍庫のにおいが移りにくくなります。保存期間は1ヶ月程度です。
解凍するときは冷蔵庫に移して時間をかけて解凍してください。急速に解凍するとケーキから水分が染み出してしまったりすることがあります。
使用する道具
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やっぱり基本はこのレシピ!ベイクドチーズケーキの作り方
- Total Time: 1 hour 20 minutes
- Yield: 8人分(15cm丸型 1台分) 1x
Description
混ぜるだけで簡単に手作りできる、滑らかでクリーミーな口当たりが魅力のベイクドチーズケーキのレシピです。
Ingredients
ビスケットの土台
- 80g ビスケット(全粒粉のもの)
- 40g 無塩バター(溶かし)
チーズケーキ生地
- 250g クリームチーズ(室温)
- 200g サワークリーム
- 80g グラニュー糖
- 1個 卵
- 1個 卵黄
- 小さじ1 バニラエクストラクト
- 大さじ1 コーンスターチ
Instructions
準備
- クリームチーズは室温に戻しておきます。
- 型の底と側面に繰り返し使えるオーブンシート(または普通のオーブンシート)を敷いておきます。
- 底取れの型の場合は、湯煎焼きをしたときに水が入らないように型をアルミホイルで覆います。
- オーブンは焼く10分前に160度に予熱し、湯煎用のお湯を沸かしておきます。
ビスケットの土台
- ビスケットをジッパーなどの袋に入れて、めん棒などで叩いて細かく砕き、溶かしバターを注ぎ入れ揉み込んでよくなじませます。
- 型に入れてスプーンの背やコップの底などを使ってきっちりおし固めます。使うまで冷蔵庫に入れて冷やしておきます。
チーズケーキ生地
- ボウルにクリームチーズとグラニュー糖を入れ、ゆっくりと混ぜ合わせます。サワークリームも加えて混ぜます。
- 卵と卵黄を加えて混ぜます。
- バニラエクストラクトを入れ、コーンスターチをふるい入れます。
- 生地を濾し、用意した型に生地を注ぎ入れます。
- 型よりひとまわり大きい耐熱容器を用意し、生地の入った型を中心に置きます。耐熱容器に熱湯を注ぎ入れます。(オーブンに入れた後に熱湯を注いでもいいです。どちらにしてもやけどに注意してください!)
- 160度に温めたオーブンで約1時間湯煎焼きします。途中焼き色がつけば温度を下げ、焼き色がつかなければ温度を上げてください。
- 焼き上がったらオーブンを開けずに1時間ほどオーブンの中に置いておきます。その後オーブンから取り出し、冷めるまで室温に置きます。
- チーズケーキが完全に冷めたら冷蔵庫に入れてよく冷やします。
- 温めた包丁でカットしてお召し上がりください。
Notes
バニラエクストラクトがなければバニラオイルやバニラビーンズなどで代用してください。
お好みでレモン汁大さじ1を加えてもおいしいです。
- Prep Time: 20 minutes
- Additional Time: 0 hours
- Cook Time: 1 hours
- Category: ケーキ
- Cuisine: アメリカ
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