サクサクのクッキー生地、なめらかなレアチーズケーキ、ぷるぷるのゼリーを季節のいちごと合わせた贅沢ケーキです。
春!いちごのケーキレシピ
いちごが出回り始めたので早速いちごを使ったゼリーとレアチーズケーキのレシピです。
以前いちごを使ったゼリーのテリーヌを作ったことがあるのですが、豪華に見える割に意外と簡単にできました。その上透明なゼリーがすごく綺麗でいちごが映える!のでいろいろなケーキに使えそうだと思ってました。
今回は土台にビスケットを砕いて敷きレアチーズケーキ生地を流し込むクラシックな作り方。そしてその上にいちごとゼリーをのせるレシピにしました。
個人的な好みとしてはゼリー部分をスパークリングワインとか白ワインで作るのが香りもよくおいしいと思います。なのですが今回は最大限に透明感を出したくてシンプルに水と砂糖のみで作りました。
お好みでワインやシロップ、ジュースで作ったり、いちごやミントなどを加えて漬け込んだりしてもおいしいです。いちごゼリーのテリーヌの方はスパークリングワインを使っていちごを漬け込んで作っています。そちらも参考にしてみて下さい。
いちごゼリーレアチーズケーキ、きれいに仕上げるコツ
オーブンも必要なく、材料を混ぜて順番に作って型に注ぎ入れて冷やしていくだけ。なので見た目のわりに簡単に作ることができるレシピです。ただゼリーを型で作って型抜きするというのが意外と慣れていない作業で失敗を連投してしまいました。
考えたらゼリーってカップで作ってそのまま食べることが多いですよね。なのでゼリーでケーキを作るときの失敗しないコツをいくつか。
- 型の側面には繰り返し使えるオーブンシートかラップを敷いておく。
レアチーズケーキを作るときは型にそのまま生地を注ぎ入れて冷やし固めてしまいます。そして型抜きするとき型のまわりを温めればきれいに仕上がります。なので今回もそのまま何も型に敷かず生地を注ぎ入れてしまいました。
結果、ゼリー部分だけケバケバに・・・フッ素加工もされているものだったのですが・・・
型に沿ってナイフを入れればよかったのかもしれませんが、慣れていないと筋がついてしまってきれいに仕上がりません。
オーブンシートも紙だと破れやすくシワも入りやすです。一番のおすすめは繰り返し使えるオーブンシート。丈夫で水に濡れてもシワができないので、型から出すとき側面が本当にきれいに仕上がります。
お持ちでなければラップでも。型を軽く濡らしてラップをできるだけシワができないように貼り付けます。
- ゼラチンの量は多めに!
まず下のレアチーズケーキ部分。上にいちご&ゼリーをのせるので柔らかく作ると上からいちごを切るときにレアチーズケーキ部分が潰れてしまいます。レアチーズケーキだけで作るときや、カップに入れて作るときよりも固めに作ります。
そして上のゼリー部分。これもゼラチンの量が少ないと、型に敷いたオーブンシートにゼリーがべったりとくっついて持ってかれてしまいます。なのでこちらも固めに作ります。
レアチーズケーキやゼリーはプルプルの食感や口溶けも大切な要素。ですが今回はきれいなケーキのかたちを作るために固めに、固めに。なので食べるときは10分くらい常温に置いてみて下さい。ちょうど良い柔らかさ&口溶けになります。
- 中心にいちごを置かない
これはこのケーキだけではなく他の丸いケーキを作るときにも言えるのですが、中心に固いフルーツやナッツを置いてしまうと切り分けにくくなります。
切り分けない小さめのケーキならいいのですが、切り分けるケーキのときは中心はできるだけ空けておきます。
あとはいちごが大きめだったのでいちごが2周分しかおけなくて、ちょっと物足りない感じになってしまいました。小粒のいちごが手に入るのならそちらを使ってもう1周置いた方がもっときれいに仕上がると思います。
いちごゼリーレアチーズケーキの作り方
土台を作ります
ビスケットをジッパーなどの袋に入れて、めん棒などで叩いて細かく砕き、溶かしバターを注ぎ入れ揉み込んでよくなじませます。
型(先ほど書いたように側面に繰り返し使えるオーブンシート(またはラップ)を敷いておいて下さい)に入れてスプーンの背やコップの底などを使ってきっちりおし固めます。使うまで冷蔵庫に入れて冷やしておきます。
レアチーズケーキ生地を作ります
板ゼラチンを冷水につけて柔らかくしておきます。粉ゼラチンを使う場合は粉ゼラチンと水大さじ1 ½を合わせておきます。
室温に戻して柔らかくしたクリームチーズとグラニュー糖を合わせてよく混ぜます。
生クリームの一部(50mlくらい)を温め、1.の柔らかくなったゼラチンの水気をよく切って(粉ゼラチンの場合はゼラチンと合わせた水ごと)生クリームに加え溶かし、2.に少しづつ加えてよく混ぜ合わせます。
ゼラチンやクリームチーズのかたまりが残っていないようによく混ぜます。
残りの生クリーム(70ml)を生地に加え混ぜ合わせます。
型に注いで冷蔵庫で冷やします。
ゼリー
板ゼラチンを冷水につけて柔らかくしておきます。粉ゼラチンを使う場合は粉ゼラチンと水100ml(分量外)を合わせておきます。
鍋に水120mlとグラニュー糖を入れ温め、グラニュー糖を溶かします。火を止めて柔らかくなったゼラチンの水気をよく切って(粉ゼラチンの場合はゼラチンと合わせた水ごと)加え溶かします。
残りの水250mlを加えて軽く混ぜます。使うまで常温においておきます。
(ゼリーに味を付けたい場合は、ここで水ではなくジュースやワインに変えて加えて下さい。)
組み立て
いちごのヘタを切り、できるだけいちごの高さが同じになるように調整します。
固まったレアチーズケーキ生地の上に外側から円を描くようにいちごを並べていきます。中心は切り分けにくくなるのでいちごを置かないようにします。
ゼリー液を注ぎ入れます。
まずはいちごの高さの半分くらいまで注ぎ入れ、一度冷蔵庫で冷やし固めます。(一度ゼリーでいちごを固めることによって、いちごがゼリー液にぷかぷかと浮いてしまうのを防ぎます)
15分くらい経って、型を揺らしてみていちごやゼリー液が動かないようなら残りのゼリー液を全て注ぎ入れます。冷蔵庫で最低でも3〜4時間、しっかりと冷やし固めます。
型から出してお皿に出し、温めた包丁でカットします。
オーブン要らずで簡単、いちごゼリーチーズケーキ!
長い冬にバレンタインで最近レシピがすっかり茶色ばかり!だったのがいちごが出てきてやっと春らしくなりました。オーブンも使わず泡立てなども不要。順番に混ぜて冷やし固めるだけのレシピなので気楽に作ってみて下さい!
使用する道具
使用する材料
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Printいちごゼリーレアチーズケーキ
- Total Time: 4 hours 5 minutes
- Yield: 8人分(15cm丸型 1台分) 1x
Description
サクサクのクッキー生地、なめらかなレアチーズケーキ、ぷるぷるのゼリーを季節のいちごと合わせた贅沢ケーキです。
Ingredients
土台
- 90g 全粒粉ビスケット
- 45g 無塩バター(溶かし)
レアチーズケーキ生地
- 150g クリームチーズ(常温)
- 30g グラニュー糖
- 120ml 生クリーム
- 6g 板ゼラチン(または同量の粉ゼラチン+水大さじ1 ½)
ゼリー
- 370ml 水
- 80g グラニュー糖
- 20g 板ゼラチン(または同量の粉ゼラチン+水100ml)
- 1パック いちご
Instructions
準備
- 型の側面に繰り返し使えるオーブンシート(またはラップ)を敷いておきます。
土台を作ります
- ビスケットをジッパーなどの袋に入れて、めん棒などで叩いて細かく砕き、溶かしバターを注ぎ入れ揉み込んでよくなじませます。
- 型に入れてスプーンの背やコップの底などを使ってきっちりおし固めます。使うまで冷蔵庫に入れて冷やしておきます。
レアチーズケーキ生地を作ります
- 板ゼラチンを冷水につけて柔らかくしておきます。粉ゼラチンを使う場合は粉ゼラチンと水大さじ1 ½を合わせておきます。
- 室温に戻して柔らかくしたクリームチーズとグラニュー糖を合わせてよく混ぜます。
- 生クリームの一部(50mlくらい)を温め、1.の柔らかくなったゼラチンの水気をよく切って(粉ゼラチンの場合はゼラチンと合わせた水ごと)生クリームに加え溶かし、2.に少しづつ加えてよく混ぜ合わせます。
- 残りの生クリーム(70ml)を生地に加え混ぜ合わせ、型に注いで冷蔵庫で冷やします。
ゼリー
- 板ゼラチンを冷水につけて柔らかくしておきます。粉ゼラチンを使う場合は粉ゼラチンと水100ml(分量外)を合わせておきます。
- 鍋に水120mlとグラニュー糖を入れ温め、グラニュー糖を溶かします。火を止めて柔らかくなったゼラチンの水気をよく切って(粉ゼラチンの場合はゼラチンと合わせた水ごと)加え溶かします。
- 残りの水250mlを加えて軽く混ぜます。使うまで常温においておきます。
組み立て
- いちごのヘタを切り、できるだけいちごの高さが同じになるように調整します。
- 固まったレアチーズケーキ生地の上に外側から円を描くようにいちごを並べていきます。中心は切り分けにくくなるのでいちごを置かないようにします。
- ゼリー液を注ぎ入れます。
まずはいちごの高さの半分くらいまで注ぎ入れ、一度冷蔵庫で冷やし固めます。(一度ゼリーでいちごを固めることによって、いちごがゼリー液にぷかぷかと浮いてしまうのを防ぎます)
15分くらい経って、型を揺らしてみていちごやゼリー液が動かないようなら残りのゼリー液を全て注ぎ入れます。冷蔵庫で最低でも3〜4時間、しっかりと冷やし固めます。 - 型から出してお皿に出し、温めた包丁でカットします。
Notes
・ゼリーを作るときに後から加える水(250ml)をスパークリングワインなどに変えると大人向けですがおいしいです!
・かたちを保つため・切りやすいようにゼラチンの量を多めにしています。常温に10分くらいおいてから召し上がっていただけるとよりなめらかな口溶けになります。
- Prep Time: 30 minutes
- 冷やす時間: 3 hours 30 minutes
- Cook Time: 5 minutes
- Category: ケーキ
- Cuisine: アメリカ
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