材料はたった4つ・材料を順番に混ぜて焼くだけ!ふるふるしゅわしゅわのチョコレートスフレチーズケーキのレシピです。
材料4つで簡単!チョコレートスフレチーズケーキ
以前のスフレチーズケーキに続き、チョコレート版のスフレチーズケーキです。
以前のトラウマから(割れないスフレチーズケーキを作るために50回は作った)長いあいだ挑戦するのをためらっていたレシピです。
なのですが適当に一回作ったらすぐに成功!そして次に時間をかけて丁寧に作ったら逆に失敗しました。(表面が少し割れました)
割れないスフレチーズケーキを作るコツ
スフレチーズケーキをきれいに焼くコツのひとつに、きめ細かい泡が規則的に生地に含まれていることが挙げられると思います。
以前のスフレチーズケーキでは焼く前に少し生地を冷やすこことでメレンゲの混ざりが良くなり、なめらかで均一な気泡ができ割れにくくなったという経緯がありました。
割れないチョコレートチーズケーキを作るコツ
チョコレートが入った生地の特徴
一方で今回のチョコレートスフレチーズケーキ。
チョコレート(またはココアパウダー)が入った生地は入っていない生地より締まります。お菓子をよく作る方ならよくわかると思うのですが、例えばクロッカンのレシピでもココアパウダーを入れてチョコレート味にした方が生地が締まって固く仕上がります。
なのでチョコレートスフレチーズケーキの場合、チョコレートを入れた時点で既に生地は締まって固めに仕上がります。スフレチーズケーキで言う生地を冷やしたような状態です。
チョコレートが温かいうちに材料を混ぜ合わせる
なので何もせず手早くそのまま材料を混ぜ合わせた方がうまくいきやすいです。逆にゆっくり作業しすぎると、冬場などは特にチョコレートが固まってくるので生地を混ぜるたび、型に注ぐたびに必要のない大粒の空気が含まれてしまいます。
しかもオーブンに入れる前に型を台に打ちつけたりしてできるだけ空気を取り除こうとしても、生地に濃度がついているとなかなか下の方の空気は出てきません。そしてオーブンで焼いているあいだにだんだんと生地の中の空気が表面まで登ってきて、そこから割れ目ができます。
もちろん割れ目ができる理由はそれだけではなくもっといろいろな原因があります。なのですが今回の失敗したチョコレートスフレの場合で言うと、途中まではなめらかにきれいに焼けていたのですが、途中大きな気泡がひとつボコっと出てきました。焼いているうちに消えることも多いのですが、今回は焼き終わる頃にはそこから亀裂が入ってしまってました。
オーブンに入れる前に全ての(必要ない大きな)気泡を消すのは難しいので、もったりした生地ではなくもう少し液体に近い生地にすると気泡も入りにくいと思います。
さらに失敗したスフレの写真を見ると、オーブンから出したばかりなのに側面もすでにへこんでます。
原因として考えられるのは、やはりチョコレートが少し固い状態でメレンゲと混ぜ合わせたため、メレンゲがチョコレート生地にうまくなじまずに焼いているあいだに空気として抜けてしまったことが考えられると思います。
なのでチョコレートを温かいうちに混ぜてなめらかな生地を作り、メレンゲが混ざりやすく大きい気泡が入りづらい生地を作る。やっぱりメレンゲを混ぜ合わせるときのなめらかさ(このレシピの場合は生地の温度)が大切だと思います。
低温で長めに焼く
あとは生地がうまくできていてもしっかり焼けていないと、型から出したときに同じように側面がへこんだり全体がしぼんだりします。
オーブンの中で最初型に近いまわりの生地から熱が伝わって膨らみ始め、中央がへこんだままになりますが最後の方で中心まで火が通って山型に膨らみます。
最後までしっかり中心まで火を通すことが大切なので、オーブンの様子を見ながら、必要なら5分〜10分長めに焼いてください。
材料
- クリームチーズ - フィラデルフィアのクリームチーズを使用。
- 卵
- チョコレート - カレボーのカカオ分 54.5%を使用。カレボーのチョコレートは溶かしやすいようにチョコチップ 状になっていますが、チョコチップではないので注意してください!(チョコチップは多くの場合焼いても溶けないような仕様になっています。)
- グラニュー糖
作り方
準備
- クリームチーズとを常温におき、柔らかくしておきます。卵も常温に置いておきます。
- チョコレートをレンジまたは湯煎で溶かします。
- オーブンを焼く10分前に150度に温めておきます。
- 型に繰り返し使えるオーブンシートまたはクッキングシートを敷いておきます。
- 底が抜ける型なら、(湯煎焼きをするので水が入らないように)アルミホイルで型を覆っておきます。
チョコレートスフレチーズケーキ
ボウルを2つ用意し、卵を卵黄と卵白に分けてそれぞれいれます。
卵黄が入ったボウルにクリームチーズを加え混ぜ合わせます。
溶かしたチョコレートを加えて混ぜ合わせます。
メレンゲを作ります。卵白にグラニュー糖を2回に分けて入れ、ハンドミキサーまたはスタンドミキサーで角が少しおじぎするくらいの、少し柔らかい状態まで泡立てます。
メレンゲをクリームチーズの生地に3回に分けて加えます。ホイッパーでメレンゲをほぐすようにしてゆっくりと混ぜ合わせます。ホイッパーでざっと混ぜ終わったら、ゴムベラに変えて下から上に円を描くようにして混ぜます。(メレンゲが軽いので下にチョコレート生地が混ざらずに溜まっているため、ゴムベラでそれを持ち上げて混ぜてあげる感じです)
型に生地を注ぎ入れます。バットを用意してその中に型をおき、お湯を生地の半分くらいまで注ぎ入れます。
予熱した150度のオーブンで約1時間湯煎焼きします。(湯煎焼きについての解説はこちら)
できたてすぐのふわふわもおいしいです。冷蔵庫に入れた翌日はしっとりとした生チョコのような食感になり、また違うおいしさが楽しめます。
ケーキはとても柔らかいので、フォークではなくスプーンですくうようにして食べてください!
きれいに作るコツ
すべての材料を常温にしておき、チョコレートも溶かしたらすぐ他の材料と合わせるようにします。
保存・日持ち
チョコレートスフレチーズケーキはできたてを食べるとしゅわしゅわ・ふわふわの食感が楽しめます。冷蔵庫で一晩おくとしっとりした生チョコのようなエアインチョコのしっとり版のような、また違った食感になっておいしいです。
チョコレートスフレチーズケーキは冷蔵庫で3〜4日ほど保存できます。
冷凍保存する場合の保存期間は2週間から4週間くらいです。
他のレシピを見る
使用する道具
湯煎焼きするケーキは特に繰り返し使えるオーブンシートがおすすめです。側面がきれいに仕上がり、蒸気によって切れたりすることがありません。
材料4つだけ!しゅわしゅわチョコレートスフレチーズケーキの作り方
- Total Time: 1 hour 15 minutes
- Yield: 8人分(15cm丸型 1台分) 1x
Description
材料4つだけ!しゅわしゅわチョコレートスフレチーズケーキの作り方
Ingredients
- 100g クリームチーズ
- 3個 卵
- 100g チョコレート
- 50g グラニュー糖
Instructions
準備
- クリームチーズを常温におき、柔らかくしておきます。卵も常温に置いておきます。
- チョコレートをレンジまたは湯煎で溶かします。
- オーブンを焼く10分前に150度に温めておきます。
- 型に繰り返し使えるオーブンシートまたはクッキングシートを敷いておきます。
- 底が抜ける型なら、(湯煎焼きをするので水が入らないように)アルミホイルで型を覆っておきます。
チョコレートスフレチーズケーキ
- ボウルを2つ用意し、卵を卵黄と卵白に分けてそれぞれ入れます。
- 卵黄が入ったボウルにクリームチーズを加え混ぜ合わせます。
- 溶かしたチョコレートを加えて混ぜ合わせます。
- メレンゲを作ります。卵白にグラニュー糖を2回に分けて入れ、角が少しおじぎするくらいの少し柔らかい状態まで泡立てます。
- メレンゲをクリームチーズの生地に3回に分けて加えます。ホイッパーでメレンゲをほぐすようにしてゆっくりと混ぜ合わせます。ホイッパーでざっと混ぜ終わったら、ゴムベラに変えて下から上に円を描くようにして混ぜます。(メレンゲが軽いので下にチョコレート生地が混ざらずに溜まっているため、ゴムベラでそれを持ち上げて混ぜてあげる感じです)
- 型に生地を注ぎ入れます。バットを用意してその中に型をおき、沸騰したお湯を生地の半分くらいまで注ぎ入れます。
- 予熱した150度のオーブンで約1時間湯煎焼きします。
- できたてすぐのふわふわもおいしいです。冷蔵庫に入れた翌日はしっとりとした生チョコのような食感になり、また違うおいしさが楽しめます。
Notes
すべての材料を常温にしておき、チョコレートも溶かしたらすぐ他の材料と合わせるようにします。
チョコレートはカレボー811 (カカオ分 54.5%)を使いました。
- Prep Time: 15 minutes
- Additional Time: 0 hours
- Cook Time: 1 hours
- Category: ケーキ
- Cuisine: 日本
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