オートミールをお菓子に使いたい!たくさんの種類があるオートミール、レシピに合った選び方や使い方をご紹介します。
オートミールとは
オートミールとはオーツ麦を脱穀して食べやすく加工したものです。オーツ麦の「oats(オーツ麦)」と「meal(食事)」という英単語を掛け合わせて「oatmeal(オートミール」と呼ばれています。
オートミールの栄養素
オートミールは多くの栄養素を含む健康的な食品で、近年はダイエットにも効果がある食材として注目を集めています。
カルシウムや鉄分、ミネラル、ビタミンB1やビタミンEが豊富です。
そしてその中でも食物繊維は精白米の約20倍、玄米の約3.5倍も含まれているため主食をオートミールに置き換えるダイエットも流行ってきています。
オートミールの種類
オートミールは種類がたくさんあり、それぞれの特性があります。お菓子作りをするときにもその特性を知ってから調理すると望んだ仕上がりになります。
市販されているオートミールの種類と特性をざっとあげてみます。
スティール・カッツ・オーツ | オーツ麦を2〜3つにカットしたもの。 最も加工が少なく食感や香ばしさがそのまま味わえます。 調理に時間がかかるのがデメリット。 |
ロールド・オーツ | オーツ麦を蒸してローラーでのばした押し麦。 |
クイック・オーツ | オーツ麦を蒸してローラーでのばし、 細かいフレーク状にしたもの。 調理時間がロールド・オーツより短め。 調理すると粘りが出やすいことも特徴です。 |
インスタント・オーツ | クイックオーツより細かく、調理時間が必要ありません。 味付けがされているものが多くそのまま食べられます。 |
粉末オートミール | オーツ麦を加工してから加熱し、粉末にしたもの。 お菓子の材料として使ったりドリンクに入れたりすることが できます。 |
クイック・オーツ
この中でお菓子に使いやすいのはクイック・オーツでしょうか。クッキーやマフィンに使うと適度な粘り気や歯応えが出ます。調理時間も短いので他の食材と混ぜて作りやすい。
レシピに「オートミール」と書いてあってどのオートミールを使っていいのかわからない、というときはたいていクイック・オーツを使えば問題ありません。
クイック・オーツのレシピ
ロールド・オーツ
ロールドオーツはクイックオーツと同じようにそのままお菓子の材料として使えます。
ただクイックオーツに比べて調理しても粘り気が出ないので、小麦粉を加えたりバナナなどを使ったりして他の粘り気がある材料と合わせて使のがおすすめです。
粘り気の出やすいクイックオーツを合わせて使ってもいいです。
ロールド・オーツのレシピ
粉末オートミール
一般的には粒が残ったまま売られているものが多いオートミール。それだとパンやスポンジケーキなどふっくらとした食感を出すものには使えませんでした。
ですが粉末のオートミールは小麦粉と同じような特徴が出ます。しかも今までのレシピの小麦粉の分量をオートミール粉に変えるだけで同じように仕上がるのでとても便利です。
他のオートミールに比べて手に入れるのが少し難しいですが、粒状で売られているオートミールをミキサーにかけて粉状にすることもできるそうです。
粉末オートミールのレシピ
FAQ
オートミールの原料となるオーツ麦はグルテンフリーです。
ただオートミールは小麦製品を扱う工場で加工されると製造過程で小麦粉が含まれてしまうことが非常に多いのだそうです。
そしてオーツ麦と小麦はとなり合わせて栽培されることも多いので、収穫前の段階ですでに汚染されていることも多いのだそう。(Woman's Health オートミールは本当にグルテンフリー?より)
なのでグルテンアレルギーの方は袋の表示で「グルテンフリー」の表示があることを確認して下さい。
オートミーには炭水化物が含まれています。
一食(80g)に55gの炭水化物が含まれます。(カロリー計算サイト カロリーSlismより)
加熱処理されているオートミールはそのまま食べられます。
なのでロールドオーツ・クイックオーツ・インスタントオーツはそのまま食べることができます。
オートミール粉は通常加熱処理したオーツ麦を粉末にしたものなので、こちらもドリンクに入れたりしてそのまま食べることができます。
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