黒い焦げが特徴のバスクチーズケーキのチョコレート版です。濃厚なクリームチーズとビターなチョコレートの相性がよく、切ると中がとろとろに仕上がるレシピです!
チョコレート版バスチー!
黒い焦げが特徴のバスクチーズケーキのチョコレート版です。バスクチーズケーキは以前もクラシックなもの、さつまいもを入れたもの、マフィン型で作るものなど作っていて大好きなレシピです。
バスクチーズケーキはスペインのバスク地方・サンセバスティアンの「ラヴィーニャ」のチーズケーキが発祥と言われている、表面の焦げが特徴のチーズケーキです。今回はこのバスクチーズケーキをチョコレート版で作ろうと色々レシピを考えてみました。
バスクチーズケーキは黒い焦げばかりに目がいきがちですが、中がとろっとプリンのようにやわらかいのが特徴です。なので今回も中がとろとろになるようにいくつかレシピを試しました。
最初はチョコレートを多く配合したレシピ。やっぱりチョコレート味が強い方がおいしいかなと思い、クリームチーズに対して半分の量くらいチョコレートを配合してみました。
写真だとあまりわからないかもしれないですが、焼き時間は変えてないにもかかわらず中がそんなに柔らかく仕上がらず。表面の焦げもいつもの斑点のような感じにはならず満遍なく黒くなる感じでした。味はおいしかったですが、中がそんなに柔らかくないので普通のチョコチーズケーキという感じです。
チョコレート味を出そうと多めにチョコレートを配合してしまうと、チョコレートに含まれているカカオバターで生地がしまりやすくなってとろとろ感がなくなってしまうのかなと思い、今度はカカオパウダーのみで作ってみました。カカオパウダーだとカカオバターを含まないので生地がしまりにくいかなと。
これはこれで中がすごくとろとろに仕上がってうまくいったのですが、表面がいつもより焦げやすくかなり黒くなったので、焼成予定時間より1~2分前にオーブンから取り出してしまいました。そのせいもあり、すぐ食べるとクリーミーでおいしいのですが翌日にかたちが崩れてきてケーキからもドリップが。
そして最終的にチョコレートとココアパウダー両方配合したレシピを試しました。
いつものような斑点状の焦げがつき、中も柔らかくトロトロ、チョコレート味もしっかり感じられてバランスのいいレシピになりました。今回はこのレシピを採用。
材料
- クリームチーズ
- グラニュー糖
- 卵
- ココアパウダー
- チョコレート
- 生クリーム
作り方
準備
- 大きいオーブンペーパーを2枚用意し、1枚づつケーキ型に切り込みを入れずにそのまま敷き込んでいきます。
- チョコレートを湯煎またはレンジで溶かしておきます。
- オーブンを250度に温めておきます(ファンを回した状態)。
ボウルに室温に戻したやわらかいクリームチーズとグラニュー糖を入れ、ゴムベラで練り合わせます。
溶き卵を少しづつ加えてその都度よく混ぜます。
ココアパウダーをふるい入れ、混ぜます。
溶かしたチョコレートを加えます。(チョコレートは溶かしたばかりの少し温かい状態のものを加えて下さい。チョコレートが少し冷たい場合や、加えるチーズケーキ生地が冷たい場合は、チーズケーキ生地の一部をチョコレートに加えて混ぜ合わせてから加えて下さい。)
生クリームを入れて混ぜます。
生地を濾します。
用意した型に生地を注いで、予熱した250度のオーブン(ファンを回した状態)の中段で20分焼きます。できるだけ高い温度にして、上面が焦げて焼き固まったのを確認してからオーブンから取り出します。
オーブンから出したとき、ケーキを揺らすと全体が波打つくらいの焼き加減が目安です。(まわりが焼き固まって、中がまだ半生の状態)
日持ちと保存
冷蔵保存:
密閉できる保存容器やラップに包んで冷蔵庫に保存して下さい。日持ちは3〜5日程度です。
冷凍保存:
長期間保存する必要がある場合は冷凍保存することもできます。チーズケーキをラップで包んだ後、ジッパーバッグに入れて冷凍するとにおいが移りにくいです。日持ちは1ヶ月程度です。解凍する際には冷蔵庫でゆっくり解凍してください。
使用する道具
チーズケーキのレシピ
ケーキのレシピ
Printチョコレートバスクチーズケーキ
- Total Time: 40 minutes
- Yield: 8人分(15cm丸型 1台分) 1x
- Diet: GlutenFreeDiet
Description
黒い焦げが特徴のバスクチーズケーキのチョコレート版です。濃厚なクリームチーズとビターなチョコレートの相性がよく、切ると中がとろとろに仕上がるレシピです!
Ingredients
- 400g クリームチーズ, (室温)
- 80g グラニュー糖
- 3個 卵
- 大さじ2 (12g) ココアパウダー
- 50g チョコレート
- 250ml 生クリーム
Instructions
準備
- 大きいオーブンペーパーを2枚用意し、1枚づつケーキ型に切り込みを入れずにそのまま敷き込んでいきます。
- チョコレートを湯煎またはレンジで溶かしておきます。
- オーブンを250度に温めておきます(ファンを回した状態)。
チョコレートバスクチーズケーキ生地
- ボウルに室温に戻したやわらかいクリームチーズとグラニュー糖を入れ、ゴムベラで練り合わせます。
- 溶き卵を少しづつ加えてその都度よく混ぜます。
- ココアパウダーをふるい入れ、混ぜます。
- 溶かしたチョコレートを加えます。(チョコレートは溶かしたばかりの少し温かい状態のものを加えて下さい。チョコレートが少し冷たい場合や、加えるチーズケーキ生地が冷たい場合は、チーズケーキ生地の一部をチョコレートに加えて混ぜ合わせてから加えて下さい。)
- 生クリームを入れて混ぜます。
- 生地を濾します。
- 用意した型に生地を注いで、予熱した250度のオーブン(ファンを回した状態)の中段で20分焼きます。できるだけ高い温度にして、上面が焦げて焼き固まったのを確認してからオーブンから取り出します。
オーブンから出したとき、ケーキを揺らすと全体が波打つくらいの焼き加減が目安です。(まわりが焼き固まって、中がまだ半生の状態) - チーズケーキを常温で冷まします。完全に冷めたら、冷蔵庫に入れて一晩しっかり冷やしてから召し上がって下さい。
- Prep Time: 20 minutes
- Additional Time: 0 hours
- Cook Time: 20 minutes
- Category: ケーキ
- Cuisine: スペイン
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