イタリアのマスカルポーネチーズが入った濃厚で固めでむっちりとした食感に仕上がるイタリアンプリンのレシピです。
以前フランスのプリン、クレーム・カラメルを紹介しましたが今回はイタリアのプリン。
以前のクレーム・キャラメルは全卵を使う代わりに卵黄を使い、スプーンがすーっと入っていくような濃厚なプリンを紹介しましたが、今回はイタリアのチーズマスカルポーネを使い生クリームも入った、こちらもかなり濃厚なプリンです。
作り方は普通のプリン同様、材料を混ぜていくだけなので極めて簡単。固めに仕上がるのでパウンド型やケーキ型などで大きく焼いて切り分けて食べます。焼きがりは生クリームとマスカルポーネの濃厚な味わいとキャラメルの苦味がマッチしていて、プリンとはまた違うおいしさです。
作り方
準備
オーブンは焼く10分前に140度に予熱し、湯煎用のお湯を沸かしておきます。
カラメル
鍋にグラニュー糖を入れて中火にかけます。
グラニュー糖が溶けて透明になり、茶色く色づいてきたら鍋を傾けて溶け方を均一にします。
泡が立ち、その後泡が消えてだんだんと色づいて少し煙が立ってきます。この状態になったら鍋を火から降ろします。火から離してもどんどん色が濃くなっていくので、濃いカラメル色になるまで見守って一気にお湯を加えます。 (水を加えるとまわりにカラメルが飛び散るので気をつけてください! )
カラメルが温かいうちに型に注ぎ、プリン生地を加えるまで粗熱をとっておきます。
プリン生地
マスカルポーネとグラニュー糖を合わせて、ゴムベラでなめらかになるまで混ぜ合わせます。
卵をひとつづつ加えて、そのつどホイッパーで混ぜます。
牛乳と生クリームを加えて混ぜ合わせます。
プリン液を一度濾して、カラメルが入った型に注ぎ入れます。
ひとまわり大きいバットを用意し、その中にパウンド型を配置します。 バットにお湯を注ぎ、140度のオーブンで1時間ほど湯煎焼きします。
プリンを揺らしてみて表面全体が同じように揺れる・触ってみて弾力があると中まで火が通っています。
粗熱をとってから冷蔵庫でしっかり冷やします。
型に沿って下のカラメルがある部分までしっかりとナイフを入れ、プリン生地と型を切り離します。
上面にお皿を置き、ひっくり返して出来上がりです。
実はこのデザート、日本に詳しいイタリア人からのリクエスト。
日本のコンビニでおいしそうなイタリアプリンが流行ってるらしいから作って!とのことで挑戦してみました。そういえばイタリアでこんなプリン食べたことないかも・・・
ということで日本の「イタリアンプリン」のレシピでした✨
使用する道具
使用する材料
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- Total Time: 1 hour 30 minutes
- Yield: 10 人分(20cmパウンド型1台分) 1x
Description
イタリアのマスカルポーネチーズが入った濃厚で固めでむっちりとした食感に仕上がるイタリアンプリンのレシピです。
Ingredients
カラメル
- 60g グラニュー糖
- 大さじ1 お湯
プリン生地
- 100g マスカルポーネ
- 80g グラニュー糖
- 3個 卵
- 100ml 牛乳
- 100ml 生クリーム
Instructions
準備
- オーブンは焼く10分前に140度に予熱し、湯煎用のお湯を沸かしておきます。
カラメル
- 鍋にグラニュー糖を入れて中火にかけます。
- グラニュー糖が溶けて透明になり、茶色く色づいてきたら鍋を傾けて溶け方を均一にします。
- 泡が立ち、その後泡が消えてだんだんと色づいて少し煙が立ってきます。この状態になったら鍋を火から降ろします。火から離してもどんどん色が濃くなっていくので、濃いカラメル色になるまで見守って一気にお湯を加えます。 (水を加えるとまわりにカラメルが飛び散るので気をつけてください! )
- カラメルが温かいうちに型に注ぎ、プリン生地を加えるまで粗熱をとっておきます。
プリン生地
- マスカルポーネとグラニュー糖を合わせて、ゴムベラでなめらかになるまで混ぜ合わせます。
- 卵をひとつづつ加えて、そのつどホイッパーで混ぜます。
- 牛乳と生クリームを加えて混ぜ合わせます。
- プリン液を一度濾して、カラメルが入った型に注ぎ入れます。
- ひとまわり大きいバットを用意し、その中にパウンド型を配置します。 バットにお湯を注ぎ、140度のオーブンで1時間ほど湯煎焼きします。
プリンを揺らしてみて表面全体が同じように揺れる・触ってみて弾力があると中まで火が通っています。 - 粗熱をとってから冷蔵庫でしっかり冷やします。
- 型に沿って下のカラメルがある部分までしっかりとナイフを入れ、プリン生地と型を切り離します。
- 上面にお皿を置き、ひっくり返して出来上がりです。
- Prep Time: 30 minutes
- Inactive Time: 0 hours
- Cook Time: 1 hours
- Category: デザート
- Cuisine: イタリア
Nutrition
- Serving Size: 1 grams
- Unsaturated Fat: 0
ハナ
chiccaさんのレシピを見ながら作ってみました。
美味しくいただけたのですが、プリンの断面が綺麗に出来ず、「す」が入ってしまいました。
次回また作ってみたいのですが、改善点を教えて頂けると嬉しいです。
宜しくお願い致します。
Chicca Food
ハナさんこんにちは、
「す」が入る原因は温度が高すぎるか焼き過ぎかどちらかなことがほとんどです。
私は電気オーブンでこの焼き時間でちょうどよかったのですが、
(むしろ最初予熱を忘れてそのままオーブンに入れたらまだ中が生でした!)
ハナさんのお使いのオーブンがガス式とか火力の強いものだったら「す」が入る可能性があります。
なので温度を10度くらい下げて焼いてみる、焼く時間を10分短くするなど調整してみてください。
他に考えられる可能性としては、型が大きすぎてプリン液が浅く広がってしまっていることも考えられます。
そうすると早く中心まで火が入り、焼き過ぎになってしまいます。
このレシピでは20x9cmのパウンド型を使っているので、お使いの型を確認してみてください。
これで解決できれば良いのですが・・・!
tama
はじめまして。キッカさんのレシピを見つけてから何度も作っています。
今日は私の誕生日で自分のためにプリンを作りました!とても美味しかったのですがプリンの断面を見てみると卵液のプリンの層とマスカルポーネの層と2層になっていて食べた食感もそんなかんじがしました。なぜ、2層になってしまったのでしょうか、、焼き方に問題があったのでしょうか。湯煎焼きのお湯を入れる量などは関係ないのでしょうか?
Chicca Food
tamaさんこんにちは、
レシピを試していただいてありがとうございます!!
プリンがふたつの層に分かれてしまったとのことですが、あまりないことだったので原因を考えてみたのですが
材料がよく混ざっていないことかなと思います。
例えばパンナコッタを作るとき冷やしたら二層になってしまっていることが何度かあったのですが、
冷やしているあいだに材料が重いものと軽いもので分離してしまったのですよね。
で、プリンは焼かずにゼラチンで冷やすタイプのものでも分離したことがなくて、
どうしてかというと卵が入ってるのでマヨネーズのように乳化してうまく材料をつなげてくれるので
材料が分離しにくいんですよね。
なので確かに今回はマスカルポーネが入ることでちょっと材料がつながりにくいところはあるかもしれないですが、
・マスカルポーネをクリーム状にきちんと練り(必要ならレンジなどで少し温めて常温に戻す)、
・卵をひとつづつ加え、その度にきちんと混ぜる
をすればマスカルポーネもうまく他の材料とつながって焼いても分離しないと思うのですが、いかがでしょう??
tama
お返事ありがとうございます!
キッカさんのアドバイス通り、1つ1つの工程を丁寧に再度リベンジしたいた思います。