チョコレートを食べているような濃厚・とろとろの本場イタリアのホットチョコレートのレシピ!
フランス、特に北の寒冷な地域は冬はセントラル・ヒーティングです。私が今住んでいる地域は南のほうですが、セントラル・ヒーティングの上に窓は全て二重窓。冬の室内は暖かいんです。
北欧はアイスクリームの消費量が世界一といいますが、フランスよりもっと北の国、冬の室内はさぞかし暖かいのかなと想像します。出かけることも少なくなり、家の中で過ごすことの多い冬にアイスクリームを食べることも多いのだと思います。
そうなると、実は寒さを一番感じるのは今の季節。セントラル・ヒーティングをつける時期でもなく、だんだん外は寒い季節になってくる頃です。
家のタイプによっては、セントラル・ヒーティングが一箇所で管理されているので自分で操作できないところもあり、一斉につけられる日を今か今かと待たなければならない場合もあります。
日本のおでんが一番売れるのも秋と聞いたことがあります。やはりこの季節は一番寒さを感じる時なのだと思います。
ということで、今回は体が温まるホットチョコレートのレシピです 🙂
イタリアのホットチョコレート
イタリア語でホットチョコレートはチョコラータ・カルダ。フランスのホットチョコレートと比べて違うのは、食感がトロトロなこと。濃度がすごくついているんです。
カフェにもよりますが、濃度が濃いところのホットチョコレートは、スプーンですくって食べる感覚のものまであります。
ホットチョコレートの濃度のつけ方
フランスのホットチョコレートだと生クリームで乳脂肪分の多くして濃度をつけますが、イタリアの場合はコーンスターチを入れます。
シチリアのお菓子のビアンコマンジャーレ(日本でいうブラマンジェ)も、牛乳をコーンスターチで固めて作りますし、ボローニャ付近でぶどうの果汁をコーンスターチで固めたういろうのようなお菓子を食べたこともあります。
日本でホットチョコレートのとろみをつけるのにコーンスターチ、というと少し違和感がありますが、イタリアではお菓子を固めたり、とろみをつけるのにコーンスターチを使うのは一般的なんですよね。
使用するチョコレート
ホットチョコレートに使用するチョコレートはたった3つ。牛乳、チョコレート、コーンスターチのみです。カカオ分の高いチョコレートを使用すると苦味が強くなるので、お好みで砂糖を加えても。
材料が少ない分、素材の味がはっきりと出るので、ここでは質の良いチョコレートを使うことをおすすめします。
おすすめはヴァローナ。フランスの有名なレストランやパティスリーの使用率も高いです。
カカオ分70%のグアナラとか64%のマンジャリあたりが使いやすい。ヴァローナは味ももちろんテンパリングなどの作業もしやすく、種類も豊富なので好みのチョコレートを見つけやすいです。
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本場イタリアのとろとろホットチョコレート
- Total Time: 10 minutes
- Yield: 1 人分 1x
Description
チョコレートを食べているような濃厚・とろとろの本場イタリアのホットチョコレートのレシピ!
Ingredients
- 125 g 牛乳
- 40 g チョコレート, (カカオ分60〜70%のものがおすすめ)
- 小さじ2 (約6g) コーンスターチ
Instructions
- 刻んだチョコレートと牛乳を小鍋に入れて、弱火で泡立て器で混ぜながら温めます。チョコレートが下に沈んで焦げやすいので注意。
- コーンスターチを加え、カスタードクリームを作るような感じで混ぜてコーンスターチに火を通します。とろみがつくまで混ぜて、出来上がりです。
Notes
チョコレートの味が前面に出るので是非質の良いチョコレートを使って作ってみて下さい。
- Prep Time: 10 minutes
- Inactive Time: 0 hours
- Cook Time: 0 hours
- Category: ドリンク
- Cuisine: イタリア
Nutrition
- Serving Size: 1 grams
- Unsaturated Fat: 0
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