濃厚でとろとろなバスクチーズケーキ生地にさつまいものキャラメルのような甘さが加わったさつまいもバスクチーズケーキのレシピです。
バスクチーズケーキにさつまいもの甘みが加わったレシピ!
黒い焦げ目が特徴のバスクチーズケーキ。スペインのバスク地方・サンセバスティアンにあるお店「ラ・ヴィーニャ」のチーズケーキがいわゆるバスクチーズケーキと呼ばれているケーキの元祖だそうです。以前の投稿でバスクチーズケーキの作り方もご紹介しています。
バスクチーズケーキは「焦げ」ばかりに目がいきがちですが、中がとろっとクリームのようにやわらかいのが特徴です。それには高温で短時間焼くことが必要で、焼き方についても詳しく書いているのでこちらも参考にしてみてください。
今回はこのバスクチーズケーキにさつまいもを加えてアレンジしてみました。
オーブンでゆっくりと焼き芋にして、さつまいもの甘みをよく引き出してから生地に加えました。見た目は普通のバスクチーズケーキと変わらない感じですが、キャラメルのようなさつまいもの甘みが出ます。
余談ですが、ルクセンブルクのフランス系スーパーで売っている一般的なさつまいもを買ったら中がニンジンのような赤色で、味や食感もニンジンとさつまいもの中間のような感じでした。ホクホクした感じがなく、繊維が多く水っぽい。
これでは日本のさつまいもの感じではないからさつまいもを使ったレシピは無理だなと思っていたのですが、最近になって「実が白い」とわざわざ表示されているさつまいもが売られるようになりこれが日本のさつまいもと一緒でした。
かぼちゃも普通に買うとオレンジ色のメロン??と言うほど水っぽいものが多いのですが、最近「Hokkaido」と書かれている栗かぼちゃを見つけてから日本のホクホクしたかぼちゃを食べられるようになりました。(それでも日本のものに比べると多少水っぽいです)
栽培方法なのか土壌なのかそれとも品種なのかわからないですが、なぜか水っぽいかぼちゃやさつまいもが主流です。
柿 kaki、梨 nashi、日本のふじりんご Fujiなども普通に手に入るようになってきたので、もっと日本の野菜が海外に進出してくれればと思っています。
材料
- さつまいも - さつまいもの甘みを引き出すためにオーブンでじっくり焼き、焼き芋にしてからチーズケーキ生地に加えました。時間がなければさつまいもの皮を剥いて一口大にカットし、レンジで加熱してください。
- クリームチーズ - フィラデルフィアのクリームチーズを使用。
- グラニュー糖 - グラニュー糖の一部をブラウンシュガーに変えてもさつまいもの甘みが引き立ちます。
- 卵
- 生クリーム - 乳脂肪分35%の生クリームを使用。
アレンジ
- さつまいもと相性のよいシナモンを加えてもおいしく仕上がります。
- 焼き芋にするとさつまいも自体にキャラメルのような甘みが出ます。仕上げにキャラメルソースをかけてもよりおいしくなります。
- バニラ香料を加えてもおいしいです。キャラメルの風味があるバニラエクストラクトがおすすめ。
作り方
準備
- クリームチーズを室温に戻しておきます。
- 大きいオーブンペーパーを2枚用意し、1枚づつケーキ型に切り込みを入れずにそのまま敷き込んでいきます。
- チーズケーキを焼く10分前にオーブンを250度(ファンを回した状態)に予熱します。
さつまいもをアルミホイルで包み、160度のオーブンで1時間程度焼きます。竹串を刺してみて柔らかければできあがりです。(焼き芋を作るのが面倒であれば、さつまいもの皮を剥いて一口大にカットし、レンジで加熱してください。)
さつまいもが熱いうちにボウルに入れ潰します。
別のボウルに室温に戻したやわらかいクリームチーズとグラニュー糖を入れ、ゴムベラで練り合わせます。
潰したさつまいもを加えて混ぜ合わせます。
卵を溶いて2〜3回に分けて加え、その都度よく混ぜます。
生クリームを加えて混ぜ合わせます。
生地を濾します。(さつまいものかたまりがたくさん残っているようならハンドブレンダーにかけると漉しやすくなります。)
準備した型に注ぎ入れて、予熱した250度(ファンを回した状態)のオーブンで約20分焼きます。
できるだけ高い温度にして、上面が焦げて焼き固まったのを確認してからオーブンから取り出します。オーブンから出したとき、ケーキを揺らすと全体が波打つくらいの焼き加減が目安です。(まわりが焼き固まって、中がまだ半生のような状態)
粗熱をとった後、冷蔵庫で一晩しっかり冷やしてから召し上がって下さい。
中はクリーム状でとても柔らかい仕上がりです!
日持ちと保存
冷蔵保存:
密閉できる保存容器やラップに包んで冷蔵庫に保存して下さい。日持ちは3〜5日程度です。
冷凍保存:
長期間保存する必要がある場合は冷凍保存することもできます。チーズケーキをラップで包んだ後、ジッパーバッグに入れて冷凍するとにおいが移りにくいです。日持ちは1ヶ月程度です。解凍する際には冷蔵庫でゆっくり解凍してください。
使用する道具
チーズケーキのレシピ♡
秋のお菓子レシピ
Printさつまいものバスクチーズケーキ
- Total Time: 1 hour 50 minutes
- Yield: 8人分(15cm 丸型 1台分) 1x
- Diet: GlutenFreeDiet
Description
濃厚でとろとろなバスクチーズケーキ生地にさつまいものキャラメルのような甘さが加わったさつまいもバスクチーズケーキのレシピです。
Ingredients
- 200g さつまいも(加熱して皮をむいた後の重さ)
- 300g クリームチーズ
- 90g グラニュー糖
- 3個 卵
- 200ml 生クリーム
Instructions
準備
- クリームチーズを室温に戻しておきます。
- 大きいオーブンペーパーを2枚用意し、1枚づつケーキ型に切り込みを入れずにそのまま敷き込んでいきます。
- チーズケーキを焼く10分前にオーブンを250度(ファンを回した状態)に予熱します。
さつまいものバスクチーズケーキ生地
- さつまいもをアルミホイルで包み、160度のオーブンで1時間程度焼きます。竹串を刺してみて柔らかければできあがりです。(焼き芋を作るのが面倒であれば、さつまいもの皮を剥いて一口大にカットし、レンジで加熱してください。)
- さつまいもが熱いうちにボウルに入れ潰します。
- 別のボウルに室温に戻したやわらかいクリームチーズとグラニュー糖を入れ、ゴムベラで練り合わせます。
- 潰したさつまいもを加えて混ぜ合わせます。
- 卵を溶いて2〜3回に分けて加え、その都度よく混ぜます。
- 生クリームを加えて混ぜ合わせます。
- 生地を濾します。(さつまいものかたまりがたくさん残っているようならハンドブレンダーにかけると漉しやすくなります。)
- 準備した型に注ぎ入れて、予熱した250度(ファンを回した状態)のオーブンで約20分焼きます。
- できるだけ高い温度にして、上面が焦げて焼き固まったのを確認してからオーブンから取り出します。オーブンから出したとき、ケーキを揺らすと全体が波打つくらいの焼き加減が目安です。(まわりが焼き固まって、中がまだ半生のような状態)
- 粗熱をとった後、冷蔵庫で一晩しっかり冷やしてから召し上がって下さい。
- Prep Time: 30 minutes
- Additional Time: 0 hours
- Cook Time: 1 hour 20 minutes
- Category: ケーキ
- Cuisine: スペイン
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