
レモンカードをたっぷり閉じ込めた、爽やかでしっとり食感のレモントラベルケーキ。レモンシロップを染み込ませて仕上げる、本格的なレモンケーキのレシピです。
トラベルケーキとは、クリームや生のフルーツなど傷みやすい材料を使わず、バターや卵、ナッツ、ドライフルーツなどを中心に作る日持ちの良い焼き菓子のことです。名前の通り「旅行にも持ち運べるケーキ」という意味があり、フランスでは「ガトー・ド・ヴォワイヤージュ(Gâteau de Voyage)」と呼ばれています。
英語のトラベルケーキという名前もよく使われますが、起源はフランスの「ガトー・ド・ヴォワイヤージュ」というケーキが元です。その起源にはいくつかの説がありますが、よく知られているのは17世紀のフランスの貴族、セヴィニエ侯爵夫人が、ブルターニュとヴェルサイユを往復する長旅のために、日持ちする焼き菓子を菓子職人に作らせたという逸話です。実はフランス菓子を勉強していてもガトー・ド・ヴォワイヤージュというのはあまり聞いたことがなかったのですが、結構昔からあるカテゴリーのお菓子なのですね。
今回は、このトラベルケーキの型を使って、生地にもたっぷりとレモン果汁を入れ、レモンカードやレモンシロップをさらにケーキにたっぷり加えたレモンケーキのレシピです。すごくしっとりしてしまうので名前のような旅行に持って行けるレシピではないですが・・
型の準備やきれいに焼き上げるコツまで詳しくご紹介します。
材料
レモンケーキ生地
レモンカード
- 板ゼラチン入れなくても作れますが、加えると口当たりがよりなめらかになります。粉ゼラチンで代用する場合も同量でOKです。
レモンシロップ
コーティング
デコレーション
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レモンカードを作る

板ゼラチンを使う場合は、氷水でふやかしておきます(粉ゼラチンの場合は同量の水でふやかす)。
卵をボウルに割り入れ、よくほぐしておきます。
小鍋にレモン果汁、無塩バター、グラニュー糖を入れて弱火にかけ、バターが溶けるまで混ぜます。

溶き卵を加え、ゴムベラや耐熱ホイッパーで絶えず混ぜながら弱火で加熱します。とろみがつくまで(目安:82〜84℃)混ぜ続けます。

とろみがついたら火から下ろし、水気を絞ったゼラチンを加えて余熱で溶かします。

一度濾してなめらかにし、使うまで冷蔵庫で冷やしておきます。
レモンカードについて
このレシピのレモンカードはそのままでも冷蔵庫で冷やすと適度な固さになり、絞りやすい状態になります。作業性をさらに良くしたい場合や暑い季節に作る場合は、少量のゼラチンを加えるとより扱いやすくなります。
冷蔵庫で冷やして固くなりすぎた場合は、使用前にホイッパーでよく混ぜてなめらかにほぐしてから使ってください。




