フランスのアペリティフの時間、アペロのおつまみにぴったりなブルーチーズのロックフォールとくるみを使ったクッキーのレシピ
アペロとは?
フランスに「アペロ」という言葉があります。
アペリティフの略なのですが、きちんとした食事の前に友人たちとお酒を飲みながらちょっとしたおつまみを楽しむ時間のことです。
サマータイムに入ると夜8〜9時くらいまでは明るいヨーロッパの夜。レストランでもディナーが始まるのがだいたい8時。長〜い夕暮れを仕事帰りのカフェでアペロしながら過ごすのは、特に長い冬が終わった後、心地良い時間になります。
アペロに食べるおつまみ
そんな「アペロ」の時間のおつまみは、簡単なカフェならプレッツェルやポテトチップス、プロシュット、オリーブなど。前にポテトチップスのレシピを紹介しましたが、こういう塩気のあるものはおやつではなくアペリティフとして食べます。
私もおやつとして娘にポテトチップスをあげてしまうこともあるんですが、学校の先生から「おやつは何が好き?」と聞かれて娘が「ポテトチップス!」と答えたら「それはおやつではなくてアペリティフだね」と直しているのを聞いてしまい、逆に私がなるほど〜と思ってしまいました。日本だったらご飯の前におやつを食べない!と怒られてしまうところですよね。
時々日本からのお土産でおかきを「日本のお菓子」としてあげたら変な顔をされた、という話を聞いたことがありますが、それはいわゆる午後のおやつで食べるものはフランスでは必ず「甘いもの」だからだと思います。
日本のおかきもたまにスーパーで見かけますが、必ずアペリティフコーナーに置いてありますし、おかきなどをフランス人にお土産に持って行くときは「日本のおつまみ」としてあげたら喜ばれるのでは。
ロックフォールチーズとくるみのクッキーの作り方
そんなアペロの時間にぴったりな、ブルーチーズのロックフォールにくるみをのせたクッキーのレシピです。中に入ったチーズの油分のせいか、焼くとパイ生地のような食感に。
ロックフォールはそのまま食べるとしょっぱいですが、クッキーにするとまろやかになってブルーチーズが苦手な人でも食べられそうなくらいマイルドな口当たりになります。
イタリアにいたときはゴルゴンゾーラで作っていたので、手に入るブルーチーズでOKです。
ポイントは小さく一口サイズに作ること。お酒のおつまみなのでがっつり大きく作るとお酒が進みません。あとはやはりブルーチーズを生地に混ぜ込むので、出来上がりが薄い緑色に。そのまま焼くとちょっと見た目が悪いので、塗り卵を塗っておくと美味しそうににできます。
使用する材料
使用する道具
レシピをもっと見る
・フランス生まれのお惣菜・ケークサレのレシピ
・イーストを使わない簡単グリッシーニのレシピ
・イタリアの定番つけあわせ・じゃがいものオーブン焼き
アペロのおつまみ・ロックフォールチーズとくるみのクッキー
- Total Time: 18 minutes
- Yield: 20 個(3cmの丸型) 1x
Description
フランスのアペリティフの時間、アペロのおつまみにぴったりなブルーチーズのロックフォールとくるみを使ったクッキーのレシピ
Ingredients
クッキー生地
- 100 g ロックフォールチーズ
- 80 g 無塩バター
- 1 個 卵黄
- 100 g 薄力粉
- 25 g コーンスターチ
- ¼ 小さじ ベーキングパウダー
ドリュール (塗り卵)
- 1 個 卵黄
- 1 小さじ 水
- 10 個 くるみ, (半分に割る)
Instructions
準備
- バターとロックフォールチーズを室温に戻しておきます。
作り方
- 室温に戻したバターを柔らかく練り、ロックフォールチーズを加えます。
- 卵黄も加えてさらに混ぜます。
- ふるった薄力粉とコーンスターチ、ベーキングパウダーを加えてゴムベラでさっくり混ぜます。
- 冷蔵庫で1時間ほど寝かせます。
- 直径3cmの丸型でくり抜きドリュール を上に塗ります。
- 半分に割ったくるみを飾ります。
- 170度のオーブンで8-10分ほど焼きます。
Notes
他のブルーチーズ、ゴルゴンゾーラなどでもこのレシピで作れます。
- Prep Time: 10 minutes
- Inactive Time: 0 hours
- Cook Time: 8 minutes
- Category: お惣菜
- Cuisine: フランス
Nutrition
- Serving Size: 1 grams
- Unsaturated Fat: 0
コメントを残す