クッキー生地にレモンの皮を、アイシングにレモン果汁をたっぷり使った甘酸っぱい爽やかなレモンクッキーのレシピ
レモンと聞くと夏のイメージですが、旬は1月から3月頃。
私の夫のイタリアの実家がナポリの郊外で、イタリアのレモンの産地アマルフィやソレントから車で1時間くらいのところにあります。アマルフィは崖に張り付いているような街なので、車で行くとものすごいカーブを蛇行しながら走る上、地元の人は慣れているので結構とばすのでかなりの確率で車酔いします。
しかも夏のシーズンは渋滞がひどいということで一番いいシーズンにはなかなか連れていってもらえません。なのでシーズンオフの冬に時々連れていってもらうのですが、車で走っていると道の途中でレモンを売っているのをよく見かけます。さらにレモンをかなり大きくしたようなチェドロという柑橘類も売っています。
住んでいたローマでも見かけることのないこのパイナップルくらいはある巨大なチェドロ、珍しさで買って帰ったものの食べ方もよくわからず、切ると果皮の中の白いの部分がかなり多い、中も外も変わったフルーツでした。サラダやコンフィなんかにして食べるというのを聞いても何だか食べつけずシワシワにしてしまった思い出が。
この写真に写ってる陶器もアマルフィの近くのヴィエトリスルマーレという街で買ったものです。ヴィエトリは陶器の街で有名で、通りにも陶器のお店がいっぱいあります。何かとアクセスの悪いアマルフィ海岸の街の中でもローマやナポリから鉄道が通るサレルノの街から一番近いので、ぜひ足を運んでもらいたい街のひとつです。
ヴィエトリに行く機会がある度に陶器を買い足していたのですが、数々の引っ越しを生き延びたのはこのお皿(鍋敷きです)のみ。デザインが可愛くて買ったものの、陶器の鍋敷きというのは極めて使いにくく(何度ビアレッティが滑って倒れたことか)、そのうち滑らないようにこの鍋敷きの上にシリコンの鍋敷きを敷いて使うようになり全くデザインの意味がなくなり、あまり使わなくなったのが幸いしたのかもしれません。
サブレというのか、バターをたくさん使ったクッキーというのは南イタリアではあまり食べないのでこれはフランスのレシピですが、冬のこの時期にレモンというとやはりイタリアばかり思い出してしまいます。
といってもフランスも南は地中海に面しているので良質なレモンの産地があり、マントンのレモンが有名で、毎年盛大なレモン祭りが冬のこの時期に行われます。レモンの産地は気候が良くて風光明媚なところが多いので旅行にはおすすめです。
使用する道具
使用する材料
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アイシング レモンクッキー
- Total Time: 1 hour 32 minutes
- Yield: 20 個 1x
Description
クッキー生地にレモンの皮を、アイシングにレモン果汁をたっぷり使った甘酸っぱい爽やかなレモンクッキーのレシピ
Ingredients
レモンクッキー
- 120 g 無塩バター
- 80 g 粉砂糖
- 1 個 卵
- 200 g 薄力粉
- 50 g アーモンドプードル
- 1 個 レモンの皮
レモンのアイシング
- 150 g 粉砂糖
- 25 g レモン汁
Instructions
レモンクッキーを作る
- 室温に戻して柔らかくしたバターを練り、粉砂糖を加えてよく混ぜます。
- 溶きほぐした卵を少しづつ加え、よく混ぜる。
- ふるった薄力粉、アーモンドプードルとすりおろしたレモンの皮を加えてさっくり混ぜる。
- 生地をラップに包んで冷蔵庫で1時間ほど休ませる。
- 綿棒で5mmくらいの厚さにのばし、好きな型で抜きます。
- 180度のオーブンで12分程度焼きます。
レモンのアイシングを作る
- ふるった粉砂糖にレモン汁を加えて、ホイッパーでなめらかになるまで混ぜる。
- 粗熱がとれたクッキーにアイシングを塗り、乾かす。
- Prep Time: 20 minutes
- 生地を休ませる: 1 hours
- Cook Time: 12 minutes
- Category: クッキー
- Cuisine: French
Nutrition
- Serving Size: 1 grams
- Unsaturated Fat: 0
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