「しわくちゃ」という意味の「クリンクル」クッキー。ブラウニーに似たしっとりした生地にたっぷり粉砂糖をまぶして焼き上げます
クリンクルクッキーとかスノーキャップクッキーとか
むかし家にあったお菓子の本でこのクッキーのレシピを見て作ってみたけれど全くひびが入らず、そのままそのお菓子の本もなくしてしまいました。
毎年クリスマスやバレンタインの時期になるともう一度挑戦してみようと思い立つものの、名前がどうしても思い出せず、ずっとそのままになっていました。
このクッキーはアメリカのお菓子で、「しわくちゃ」という意味のクリンクルクッキー Crinkle Cookiesとか、山の山頂が雪で覆われているという意味のスノーキャップクッキー Snowcap Cookiesなどと呼ばれています。日本ではクリンクルクッキーの呼び名の方が定着しているようです。
クリンクルクッキーの作り方
ブラウニーのような柔らかい生地を丸めて焼く前に粉砂糖をたっぷりまぶします。オーブンで焼いているうちに熱でクッキー生地が膨らんで、表面が割れてきます。そしてひびが入ったような模様ができ、粉砂糖がかかった部分と中のチョコレート生地とが綺麗なコントラストを生み出します。
あまり焼きすぎると粉砂糖が溶けて透明になってきてしまうので、その手前で止めるようにします。
外に綺麗に割れ目ができてカリッとした歯ざわりになり、中がブラウニーのように柔らい状態になれば焼き上がり。
使用する材料
レシピをもっと見る
・しっとり濃厚・チョコレートブラウニークッキー
・ココアクッキーのエスプレッソホワイトチョコレートサンド
・「貴婦人のキス」という名前のお菓子、バーチ・ディ・ダーマ
ひび割れ模様のチョコレートクリンクルクッキー
- Total Time: 28 minutes
- Yield: 20 個 1x
Description
「しわくちゃ」という意味の「クリンクル」クッキー。ブラウニーに似たしっとりした生地にたっぷり粉砂糖をまぶして焼き上げます
Ingredients
- 100g チョコレート
- 60 g 無塩バター, (室温)
- 80 g ブラウンシュガー
- 1 個 卵
- 60g 薄力粉
- 30 g ココアパウダー
- 小さじ1 ベーキングパウダー
- ひとつまみ 塩
- 適量 粉砂糖
Instructions
- オーブンを170度に予熱しておきます。
- チョコレートをレンジまたは湯煎で溶かします。
- ボールにバターとブラウンシュガーを入れ、白っぽくなるまでホイッパーで混ぜます。
- 溶いた卵を少しづつ加えながら混ぜ合わせます。
- 溶かしたチョコレートを加え、混ぜ合わせます。
- ふるった薄力粉、カカオパウダー、ベーキングパウダー、塩を加えゴムベラでさっくりと混ぜ合わせます。
- 出来上がった生地をラップで包み、冷蔵庫で1時間ほど冷やします。
- 生地を冷蔵庫から取り出し、ひとつ10gくらいの丸いボール状に丸めていきます。
- 粉砂糖をたっぷりとまぶし、オーブンシートを敷いた天板に間をあけて置いていきます。
- 170度のオーブンで8〜10分程度焼きます。焼きすぎると粉砂糖に火が入り透明になってしまうので、焼き過ぎに注意!
Notes
*このレシピはガスオーブンを使用して作っています。電気オーブンを使用する方は温度設定を10度ほど上げて焼いてみてください。
- Prep Time: 20 minutes
- Inactive Time: 0 hours
- Cook Time: 8 minutes
- Category: クッキー
- Cuisine: アメリカ
Nutrition
- Serving Size: 1 grams
- Unsaturated Fat: 0
banana
chiccafoodさま
いつも楽しく拝見しております!
今回、クリンクルクッキーにチャレンジしましたが、出来上がりがイマイチ。
オーブン仕様の違いからだけなのかもしれませんが、アドバイスを頂きたくコメントさせていただきました。
粉砂糖は普通の粉砂糖使用でしょうか?
今回、私が利用した粉砂糖ですには、タピオカパウダーが含まれていました。
170度で8分ほどで焼きました。割れが弱かったのですが、粉砂糖がすでに溶け始めてしまったようで、半透明でベタベタな表面になってしまいました。
オーブンは古い電気オーブンです。
写真のように綺麗に粉砂糖が残り、クラックも入るように焼き上げるには、どのように改善したら良いでしょうか。
Chicca Food
Bananaさんこんにちは!
出来上がりが割れず、粉砂糖が溶け始めてしまったとのこと、
おそらくオーブンの温度が低かったのだと思います。
予熱もしっかりして、温度設定を180度以上にして同じ時間で焼いてみてください。
このレシピで使ったのは古いガスオーブンなので電気より火力が強いと思うので、
170度では温度が低かったのが原因ではないかと。
(ガスオーブンと明記しておけばよかったですね、すみません・・!レシピに追記しました)
このレシピは火が入りやすい生地部分と火が入りにくい粉砂糖の温度差と時間差を利用しているので、
温度が低いとクラックも入りづらく粉砂糖にもゆっくりと火が入ってしまい透明になってしまうということだと思います。
あとは粉砂糖は生地に触れている部分から水分などで多少は溶けるので、
少したっぷりめにふって厚みを出して生地と触れない部分をふやすとより残りやすいと思います。
粉砂糖は普通のもの(泣かない粉砂糖や純粉砂糖というのではない)なので、
市販の一般的なものでうまくいくはずです。
この方法でうまくいくと良いのですが・・・!