ラム酒をきかせたチョコレートのタルトに旬のさくらんぼをたっぷり詰め込んだタルトのレシピです。
セドリックグロレの幾何学模様のタルト
最近はまっている、セドリックグロレのタルトのデコレーションを参考に作ったチョコレートとさくらんぼのタルトのレシピです。
セドリックグロレのタルトはフルーツを縦にして円形に目一杯フルーツでタルトを覆うデザインが多くて、ぎっしり・きっちり整っている幾何学模様はフルーツではないみたいですごく不思議な感じがするんです。
以前もラズベリーのタルトをご紹介したのですが、今回もどうしても作ってみたくてさくらんぼの季節になるのを待ちわびてました・・・!
チョコレートとさくらんぼのタルトの作り方
タルト生地
ボールに室温に戻したバターを入れて練って柔らかく戻し、粉砂糖を加えてよくすり混ぜます。
卵黄と水を合わせたものを加え、よく混ぜ合わせます。
ふるった薄力粉と塩を加えて混ぜ合わせます。
平たく形を整えてラップで包み、冷蔵庫で1時間〜1晩休ませます。
タルト生地を焼く
大きめのキッチンペーパー2枚を用意し、そのあいだに生地を置いてめん棒で叩きながらのばしていきます。型よりひとまわり大きいサイズにのばしながら、2mmくらいの厚さになるように調整します。
タルトの底用:使用するタルト型より少し小さい円形に生地をくり抜きます。(今回は使用するタルト型が16cmだったので15cmの円形にくり抜きました。ケーキ型の底やお皿などちょうど良い大きさのものを探してみてください)冷蔵庫で10分ほど冷やします。
タルトのサイド用:余った生地をまとめて縦に細長く生地をのばし、2cmの横幅(タルトの高さ)の帯を作ります。(合計で長さが50cmを超えるように)冷蔵庫で10分ほど冷やします。
シルパン(またはオーブンシート)を敷いた天板にタルトリングをのせ、サイド用の生地をタルトリングに軽く押しつけながら密着させます。重なった生地の余分な部分を切り取り、隙間があかないように指で押して生地をつなげます。
底の部分の円形の生地を敷き込みます。隙間があいてしまったら指で軽く押し出してサイドの生地と底の生地を密着させ、生地が余ってしまったらこちらも指でサイドの生地となじませながら一体化させます。冷蔵庫で10分ほど冷やします。
底にフォークで空気穴をあけます。(穴あきタルトリングでなければサイドにも空気穴をあけます)
175度のオーブンで15-20分ほど焼きます。焼き上がったら粗熱をとります。
チョコレートクリーム
刻んだチョコレートとバターをボウルに入れます。
生クリームを温め、1.にゆっくりと注ぎ入れ1-2分おきます。
ホイッパーでゆっくりと混ぜ合わせます。(チョコレートが溶けないようなら湯煎またはレンジで温めてください)
お好みでラム酒を加えて混ぜます。
タルト生地にチョコレートクリームを注ぎ入れ、冷蔵庫で固まるまで1時間ほど冷やします。
さくらんぼのジャム
さくらんぼとグラニュー糖を弱火にかけます。さくらんぼの汁が出てきたらレモン汁を加え、10分ほど煮詰めます。
ハンドブレンダーでさくらんぼの果実を潰し、ピュレ状にします。デコレーションしやすいように絞り袋に入れておきます。
デコレーション
チョコレートタルトの上にさくらんぼのジャムを薄く塗り広げます。
さくらんぼの種に沿ってナイフを一周させ、果肉を軽くひねって半分にします。種を取り除きます。
さくらんぼを外側から切り口を同じ向きにして、円を描くように隙間なく並べていきます。円は交互に反対の渦巻きを描くようにさくらんぼを倒して並べていきます。
好きな材料とさくらんぼを合わせる!
動画の中でもちょっと触れたのですが、最初チョコレートタルトを作ってその上に直接さくらんぼを飾ろうとしたのですが、すべってしまって上手くさくらんぼをデコレーションできませんでした。なので急いで余ったさくらんぼをかき集めてジャムを作って上に塗りました。もちろんジャムではなくて生クリームとかをクッションにしてもいいと思います。
さくらんぼのタルトは土台の部分をクラシックにアーモンドクリームにカスタードでもおいしいと思います。(以前のいちごのタルトはピスタチオのアーモンドクリームとカスタードで作っています。そちらのレシピも参考にしてみて下さい)。
お酒が好きな方はぜひラム酒やキルシュ、ブランデーなどを土台のチョコレートクリームやアーモンドクリームにたっぷり合わせるとさくらんぼとの相性がとても良いのでおすすめです。
使用する道具
使用する材料
レシピをもっと見る
・いちごとピスタチオのタルト
・濃厚ビターな大人のチョコレートタルト
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・チョコレートラズベリータルト
さくらんぼとチョコレートのタルト
- Total Time: 3 hours 15 minutes
- Yield: 8人分(16cmタルト型1台分) 1x
Description
ラム酒をきかせたチョコレートのタルトに旬のさくらんぼをたっぷり詰め込んだタルトのレシピです。
Ingredients
タルト生地
- 60g 無塩バター
- 50g 粉砂糖
- 25g 卵黄+水
- 125g 薄力粉
- 1g 塩
チョコレートクリーム
- 100g チョコレート(カカオ分66%)
- 100ml 生クリーム
- 40g 無塩バター
- 大さじ1 ラム酒
さくらんぼのジャム
- 80g さくらんぼ
- 80g グラニュー糖
- 小さじ1 レモン汁
デコレーション
- 1パック (200g) さくらんぼ
Instructions
タルト生地
- ボールに室温に戻したバターを入れて練って柔らかく戻し、粉砂糖を加えてよくすり混ぜます。
- 卵黄と水を合わせたものを加え、よく混ぜ合わせます。
- ふるった薄力粉と塩を加えて混ぜ合わせます。
- 平たく形を整えてラップで包み、冷蔵庫で1時間〜1晩休ませます。
タルト生地を焼く
- オーブンを175度に温めます。天板にシルパン(またはオーブンシート)を敷いておきます。
- 大きめのキッチンペーパー2枚を用意し、そのあいだに生地を置いてめん棒で叩きながらのばしていきます。型よりひとまわり大きいサイズにのばしながら、2mmくらいの厚さになるように調整します。
- タルトの底用:使用するタルト型より少し小さい円形に生地をくり抜きます。(今回は使用するタルト型が16cmだったので15cmの円形にくり抜きました。ケーキ型の底やお皿などちょうど良い大きさのものを探してみてください)冷蔵庫で10分ほど冷やします。
- タルトのサイド用:余った生地をまとめて縦に細長く生地をのばし、2cmの横幅(タルトの高さ)の帯を作ります。(合計で長さが50cmを超えるように)冷蔵庫で10分ほど冷やします。
- シルパン(またはオーブンシート)を敷いた天板にタルトリングをのせ、サイド用の生地をタルトリングに軽く押しつけながら密着させます。重なった生地の余分な部分を切り取り、隙間があかないように指で押して生地をつなげます。
- 底の部分の円形の生地を敷き込みます。隙間があいてしまったら指で軽く押し出してサイドの生地と底の生地を密着させ、生地が余ってしまったらこちらも指でサイドの生地となじませながら一体化させます。冷蔵庫で10分ほど冷やします。
- 底にフォークで空気穴をあけます。(穴あきタルトリングでなければサイドにも空気穴をあけます)
- 175度のオーブンで15-20分ほど焼きます。焼き上がったら粗熱をとります。
チョコレートクリーム
- 刻んだチョコレートとバターをボウルに入れます。
- 生クリームを温め、1.にゆっくりと注ぎ入れ1-2分おきます。
- ホイッパーでゆっくりと混ぜ合わせます。(チョコレートが溶けないようなら湯煎またはレンジで温めてください)
- お好みでラム酒を加えて混ぜます。
- タルト生地にチョコレートクリームを注ぎ入れ、冷蔵庫で固まるまで1時間ほど冷やします。
さくらんぼのジャム
- さくらんぼとグラニュー糖を弱火にかけます。さくらんぼの汁が出てきたらレモン汁を加え、10分ほど煮詰めます。
- ハンドブレンダーでさくらんぼの果実を潰し、ピュレ状にします。デコレーションしやすいように絞り袋に入れておきます。
デコレーション
- チョコレートタルトの上にさくらんぼのジャムを薄く塗り広げます。
- さくらんぼの種に沿ってナイフを一周させ、果肉を軽くひねって半分にします。種を取り除きます。
- さくらんぼを外側から切り口を同じ向きにして、円を描くように隙間なく並べていきます。円は交互に反対の渦巻きを描くようにさくらんぼを倒して並べていきます。
Notes
お酒が大丈夫な方ならラム酒大さじ2くらい加えてみてください。お酒の味が濃くなりチェリーボンボンチョコのような味わいになります。
- Prep Time: 1 hours
- 生地を休ませる&冷やす: 2 hours
- Cook Time: 15 minutes
- Category: タルト&パイ
- Cuisine: フランス
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