甘酸っぱいいちごのコンフィチュールとカマンベールチーズを合わせた、滑らかな食感と深い風味が魅力のカマンベールチーズケーキのレシピです。
カマンベールを使った濃厚なチーズケーキ!
いちごを使ったケーキが食べたいな〜と思っていたところ、あまおう苺の生カマンベールチーズケーキの写真を見つけました。
それで、カマンベールチーズケーキにいちごを組み合わせたケーキを作ってみました。(ただ、リンク先のケーキは2021年の限定販売で終了してしまっているようです。)
通常私はチーズケーキは丸型かパウンド型で作ることが多いのですが、今回は小さいマフィン型で作ってみました。カマンベールチーズケーキは濃厚で味が濃いので、小さいサイズで作ることでバランスもよくなり、焼き時間も短くて済んだため楽にできました。
カマンベールチーズケーキに皮はいれる?
カマンベールは塩気が強い食事系のチーズなので、お菓子に使うと今までにないユニークな味わいが出ます。
ただチーズの発酵した香りや味が強すぎてしまうと、甘さを期待する「ケーキ」としては中途半端で、悪い意味で期待を裏切ってしまう味になってしまうこともあります。
カマンベールチーズはフランスのチーズの中でもまろやかで食べやすい方ですが、それでも塩気があり白カビの部分のクセはあります。
そこでケーキに使う場合、クリームチーズをメインにしてカマンベールはあくまで味のアクセントに使うことにしました。
そしてカマンベールの白カビの皮の部分を入れるバージョンと入れないバージョン両方作って味を比べてみました。
- 皮を入れない カマンベールの量にもよると思うのですが、試したレシピではカマンベールの味をほのかにしか感じることができませんでした。普通のチーズケーキをちょっと濃厚にした感じで、カマンベールを入れたと言わなければ気づかないくらいでした。
- 皮ごと入れる 皮ごと入れてざくざく混ぜ合わせ、最後に残った皮を濾して作りました。こちらはカマンベールの味もしっかりするけれどしつこすぎず、バランスがよかったです。
今回は中にいちごを入れたのもあり、いちごの味でチーズケーキ部分のクセもある程度打ち消されれると思うので皮ごと入れるレシピにしました。
いちごを入れないで作る方や普段あまりチーズを食べないという方は、皮を入れないで作る方が食べやすいかもしれません。
材料
ビスケットの土台
- 全粒粉ビスケット - マクビティのダイジェスティブビスケットを使用。全粒粉のビスケットを使うと砕いたとき粉状になりやすく、食感も残るのでおすすめです。
- 無塩バター(溶かし)
カマンベールチーズケーキ
- クリームチーズ(室温)
- カマンベールチーズ - お菓子に使うカマンベールはクセのない熟成が浅いものをおすすめします。
- グラニュー糖
- はちみつ - はちみつをいれると甘みと風味が増してカマンベールの味がより引き立ちます。
- 卵
- コーンスターチ
- 生クリーム
いちごのコンフィチュール
- いちご - いちごはコンフィチュールにすると結構縮むので、できれば粒が大きめのものがおすすめです。
- グラニュー糖
- レモン汁
作り方
ビスケットの土台
ビスケットをジッパーなどの袋に入れて、めん棒などで叩いて細かく砕き、溶かしバターを注ぎ入れ揉み込んでよくなじませます。
型に入れてスプーンの背やコップの底などを使ってきっちりおし固めます。使うまで冷蔵庫に入れて冷やしておきます。
カマンベールチーズケーキ
室温において柔らかくしたクリームチーズと適当な大きさにカットしたカマンベールチーズをボウルに入れます。最初ホイッパーで上から潰すように混ぜてから、円を描くように混ぜます。カマンベールチーズの皮が残っていてもあとで濾すので大丈夫。
グラニュー糖とはちみつを加えて混ぜます。
卵をひとつづつ加えてその都度よく混ぜます。
コーンスターをふるい入れて混ぜます。生クリームを入れて混ぜます。
こし器などで生地を濾します。
いちごのコンフィチュール
いちごはボウルに水をためて軽くゆすぎ、ヘタをとります。
小鍋にいちごとグラニュー糖、レモン汁を入れて加熱します。最初弱火でゆっくりと砂糖を溶かします。砂糖が全て溶け切っていちごから汁が出てきたところで強火にします。
最初は大きな泡がどんどん出てきます。泡があふれそうな場合は中火に落として火加減を調節しながら加熱していきます。
泡がだんだんとおさまり、煮詰まって赤色が濃く透明になって濃度が出てきたら出来上がりです。(7〜8分程度)
粗熱をとったら冷蔵庫で冷やしておきます。
組み立て&焼成
マフィン型にグラシンカップを敷いておきます。カマンベールチーズケーキ生地を注ぎ入れます。
いちごのコンフィチュールを中央に入れ(落とし?)ます。
予熱した160度のオーブンで約15分、170度に上げて約5分湯煎焼きします。うっすらと表面に焼き色がついたら焼き上がりです。
いちごのカマンベールチーズケーキの日持ち・保存
チーズケーキはラップをかけたり保存容器に入れて保存してください。保存期間は冷蔵で約2〜3日です。
カマンベールチーズケーキは冷凍できます。その場合はチーズケーキをラップで包んでからジッパーなどに入れて下さい。約2週間ほど保存できます。
使用する道具
チーズケーキのレシピをチェック!
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Print甘酸っぱいいちごを丸ごと入れた♡カマンベールチーズケーキのレシピ
- Total Time: 1 hours
- Yield: 9個(長さ7cm x 深さ3cm のマフィン型 x 9) 1x
Description
甘酸っぱいいちごのコンフィチュールとカマンベールチーズを合わせた、滑らかな食感と深い風味が魅力のカマンベールチーズケーキのレシピです。
Ingredients
ビスケットの土台
- 60g 全粒粉ビスケット
- 30g 無塩バター(溶かし)
カマンベールチーズケーキ
- 200g クリームチーズ(室温)
- 100g カマンベールチーズ
- 50g グラニュー糖
- 大さじ1(21g) はちみつ
- 2個 卵
- 大さじ1 (6g) コーンスターチ
- 200ml 生クリーム
いちごのコンフィチュール
- 250g いちご
- 125g グラニュー糖
- 大さじ1(15ml) レモン汁
Instructions
ビスケットの土台
- マフィン型にグラシンカップを敷いておきます。
- ビスケットをジッパーなどの袋に入れて、めん棒などで叩いて細かく砕き、溶かしバターを注ぎ入れ揉み込んでよくなじませます。
- 型に入れてスプーンの背やコップの底などを使ってきっちりおし固めます。使うまで冷蔵庫に入れて冷やしておきます。
カマンベールチーズケーキ
- 室温において柔らかくしたクリームチーズと適当な大きさにカットしたカマンベールチーズをボウルに入れます。最初ホイッパーで上から潰すように混ぜてから、円を描くように混ぜます。カマンベールチーズの皮が残っていてもあとで濾すので大丈夫。
- グラニュー糖とはちみつを加えて混ぜます。
- 卵をひとつづつ加えてその都度よく混ぜます。
- コーンスターチをふるい入れ混ぜます。
- 生クリームを加えて混ぜます。
- こし器などで生地を濾します。
いちごのコンフィチュール
- いちごはボウルに水をためて軽くゆすぎ、ヘタをとります。
- 小鍋にいちごとグラニュー糖、レモン汁を入れて加熱します。最初弱火でゆっくりと砂糖を溶かします。砂糖が全て溶け切っていちごから汁が出てきたところで強火にします。
- 最初は大きな泡がどんどん出てきます。泡があふれそうな場合は中火に落として火加減を調節しながら加熱していきます。
- 泡がだんだんとおさまり、煮詰まって赤色が濃く透明になって濃度が出てきたら出来上がりです。(7〜8分程度)
- 粗熱をとったら冷蔵庫で冷やしておきます。
組み立て&焼成
- 先ほど用意したマフィン型にカマンベールチーズケーキ生地を注ぎ入れます。
- いちごのコンフィチュールを中央に入れ(落とし?)ます。
- 予熱した160度のオーブンで約15分、170度に上げて約5分、合計で約20分間湯煎焼きします。うっすらと表面に焼き色がついたら焼き上がりです。
- Prep Time: 40 minutes
- Additional Time: 0 hours
- Cook Time: 20 minutes
- Category: ケーキ
- Cuisine: フランス
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