2010年まで住んでいたイタリア、そして夫の実家のあるナポリへ6年ぶりに帰省しました。
パリで仲良くしている北イタリア在住の友人家族がいるのですが、子供と一緒にイタリアへ行くならチャイルドシートを持っていった方がいいよ!イタリアで買うと高いから。というアドバイスをもらっていたのでかさばるチャイルドシートをなんとか荷物に積んで持っていったのですが、着いてみるとシートベルトなしで小さい子供を膝にのせて走っている車がいっぱい。昔懐かしいヘルメットなしのバイク4人乗りも多々見かけました。
この世界をすっかり忘れていた・・・6年ぶりのナポリの里帰りでした。
ナポリ
夏のナポリは夜遅くまで人がいっぱいで海沿いのルンゴマーレと呼ばれる道は深夜2時を過ぎても渋滞がおこるほど。バールや屋台も遅くまで開いていて活気がある!
治安が悪いと言われていたナポリですが、中央駅の改修やメトロの整備をはじめ街自体が綺麗になり、治安もここ数年でかなり改善されたようです。危ないと言われているスペイン人地区やフォルチェッラ地区も夜間でも普通に歩けて、夫も「この地区をこの時間に歩けるなんて昔だったら考えられない」といってました。
ナポリではやっぱりエスプレッソ!!ナポリのカフェはイタリアの中でも特に濃厚でクリームのよう。もう本当に駅のキヨスクだろうが場末のカフェだろうが圧倒的においしい。
その中でも特におすすめなのは老舗カフェ・ガンブリヌスとバール・メキシコ。
カフェ・ガンブリヌスの方は観光名所のプレビシート広場のすぐそばにある高級感漂うカフェ。
Caffè Gambrinus
Via Chiaia, ½, 80132 Naples Italy
もうひとつはバール・メキシコ。こちらはナポリ市内にいくつかお店がありますが中央駅のガリバルディ広場にあるお店が一番有名です。
店舗によっては座る席さえないような小さな店内にステンレスのシンプルなカウンターがあるだけで少し戸惑いますが、エスプレッソは間違いなくおいしい!
Bar Mexico
Piazza Giuseppe Garibaldi 72, 80142, Naples Italy
ナポリで絶対食べたいのがスフォリアテッラ。パイ生地の中にオレンジピールやレモンピール入りのリコッタクリームを詰めたお菓子です。パイ生地はサクサクというよりパリッパリ。ナポリを出るとイタリア国内でもなかなか食べられないので食べだめします????
写真のスフォリアテッラはクリスマスに飾る手作りの模型・プレセーぺのお店が並ぶ有名な通り・サンジョルジョアルメーノ通りにあるスフォリアテッラ専門店のもの。
Sfogliate e Sfogliatelle
Via S. Gregorio Armeno, 24, 80138 Naples Italy
アマルフィ海岸
ナポリからは鉄道でサレルノから入るか、ヴェスヴィオ周遊鉄道でソレントからアマルフィ海岸に入れます。崖にはりつくように小さな街が点在しているのは外敵の侵入から逃れるための中世の典型的な街のつくりかたなのですが、今となってはひたすらアクセスが悪い。
ただそのため街が昔のまま保存されていてとても雰囲気がいい。ナポリから来るとゆったりのんびりしていてほっとします。
アマルフィのグルメ
アマルフィ海岸はできれば車でゆっくり走りながら、気に入った街でレストランで食事したりカフェで休んだりするのがいいかと思います。
陶器が有名なヴィエトリ・スル・マーレ、日本でいう魚醤・コルトゥーラの生産で有名なチェターラ、アマルフィで一番有名なお菓子屋さんサル・デ・リーゾの本店があるミノーリなど、観光地としてすでに有名なアマルフィやボジターノ以外にも魅力的な街がたくさんあります。
ちょっとわかりにくいですがコルトゥーラのパスタ。
レモンたっぷりのケーキ、デリツィア・アル・リモーネ
レモンのジェラート・レモンのグラニータなどとにかくレモンのお菓子がおいしい!
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