暑い夏のモロッコで出会ったすっきり甘いモロッコ風ミントティーのレシピ
フランスで人気のバカンス先、モロッコ
数年前にバカンスでモロッコへ行ったことがあります。モロッコはフランスからも近く物価も安いのでフランスでは人気のバカンス先です。日本でいうと韓国とか台湾という感じでしょうか。
北アフリカに位置するモロッコは冬も温暖で過ごしやすく、ベストシーズンは春と秋。夏は逆に暑すぎてオフシーズンなのだそうです。
そんなことも知らずに夏のバカンスシーズンに突然休みが取れることになり8月にモロッコへ。空港に着いてから1時間近くパスポートコントロールに並び、夕方にマラケシュの街へ着くとムッとした暑さと砂埃。タクシーはもうそこから入れないという旧市街の細い道をスーツケースとベビーカーで歩き回り、リヤドと呼ばれるホテルを探してやっとたどり着くと、中庭に噴水がある涼しげな空間が現れました。
そこで初めて出されたのがミントティーでした。ミントの爽やかさとわずかな苦味、濃厚な甘さが空港からの緊張と疲れとをすっかり吹き飛ばしてくれて一気にモロッコ気分になったのを覚えています。
ミントティーは砂漠のエスプレッソ
ミントティーは砂糖がたくさん入ってとても甘く、ガンパウダーと呼ばれる中国緑茶がベースになってフレッシュミントが加えられています。初めて飲むと緑茶に砂糖!と抵抗がある方もいるようですが、お茶、というより砂漠のエスプレッソと思って飲んだ方がしっくりきます。
暑くて乾燥している地域では暑いお茶をたっぷり飲むことはほとんどありません。イタリアでもカプチーノなどミルクがたくさん入っているコーヒーは朝食だけであとはほとんどエスプレッソ。紅茶も緑茶も飲む習慣があまりなく、具合が悪い時に飲むカモミールティーくらいでしょうか。私がイタリアでお茶が飲みたい、というと具合が悪いのか、と聞かれます。
モロッコでお茶を飲む習慣があるというと日本と同じような飲み方をすると思ってしまいますが、イタリアよりさらに暑い北アフリカ、やはりイタリアのエスプレッソのように味が濃くてさっと飲んでリフレッシュする飲み方が合う気がします。
使用する材料
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すっきり甘い・本格モロッコ風ミントティー
- Total Time: 10 minutes
- Yield: 4 人分 1x
Description
暑い夏のモロッコで出会ったすっきり甘い本格モロッコ風ミントティーのレシピ
Ingredients
- 7-8 枝 フレッシュミント
- 2 小さじ 中国緑茶(ガンパウダー)
- 3-4 大さじ 砂糖
- 5 カップ お湯
Instructions
- ポットに茶葉を入れ、沸騰したお湯をカップ一杯分注ぐ。2分ほど蒸らし、グラスにあけて取っておきます。(この最初の一杯が香りの元になります。)
- 次にまたカップ一杯のお湯をポットに注ぎ、軽くポットを回してからこの分は捨てます。(こうすることでお茶の余分な苦味や雑味が取れます)
- ポットに砂糖とフレッシュミント4−5枝分ほど加えて、3カップのお湯と1.で取っておいたお茶も加えて火にかけます。
- 沸騰して砂糖が溶けたらまず一杯分だけグラスに注ぎ、これをポットに戻します。これを2回繰り返します。(こうすることで中のお茶、砂糖、ミントがよく混ざり合い、飲みやすい適温になります)
- 好みでグラスにフレッシュミントを入れ、少し高いところからグラスに人数分注ぎます。(高いところから入れることで香りがたちます)
- Prep Time: 10 minutes
- Inactive Time: 0 hours
- Cook Time: 0 hours
- Category: ドリンク
- Cuisine: Mediterranean
Nutrition
- Serving Size: 1 grams
- Unsaturated Fat: 0
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