オーブンを使わない+混ぜて冷やすだけ。 簡単超濃厚レアチーズケーキ のレシピ!
シンプル・濃厚なレアチーズケーキ
ニューヨークチーズケーキのような焼いたチーズケーキに比べて、レアチーズケーキ はインパクトがあまりないふわふわのものが多くて、それはそれで美味しいのですが、ニューヨークチーズケーキに負けないようなもっと濃厚でリッチな食感のチーズケーキをずっと作りたいと思っていました。
このレシピは材料がとてもシンプルなのに本格的な味。 夏に向けて暑くなってくると火を使わないでできるデザートも嬉しい。材料を混ぜて冷蔵庫で冷やすだけなので簡単にできるし、さらに面倒な時は下のグラハムクッキーの土台部分も作らず上のチーズケーキ部分だけを作ることも(そうすると使う材料は4つだけ!)。
ここではデコレーションにブルーベリーをのせましたが、冷凍のブルーベリーを砂糖で少し煮てソースにしたり他のフルーツを飾ったり、そのまま食べても十分美味しいです。
板ゼラチンと粉ゼラチンの違い
今回のレシピで使用するゼラチンについてちょっと説明。
板ゼラチンと粉ゼラチンは、形状が違うだけで同じものです。主成分はコラーゲンで、多くの場合家畜の骨や皮からタンパク質を抽出して作られます。
家庭では量を計りやすい粉ゼラチンを使うことが多いかもしれませんが、厨房では板ゼラチンを使用します。板ゼラチンの方がより透明感が出るのでゼリーなどに使うと綺麗な仕上がりになる為です。レシピによって使い分けたりしても良いかもしれません。
板ゼラチンと粉ゼラチンの使い方
板ゼラチンの使い方
暖かい水で溶かすとゼラチンが溶けてしまうので、必ず冷たい水でゼラチンをふやかします。夏場などは氷水を使います。ゼラチンの臭みを取りしっかり戻すためたっぷりの水を使い、ゼラチンがふやけたら水気をよく切って使用します。粉ゼラチンと違い、使う水は分量外です。
粉ゼラチンの使い方
粉ゼラチンの分量の4〜5倍の水を加えて10分ほどおいてふやかしてから使います。
板ゼラチンも粉ゼラチンもどちらも同量のグラム数で置き換えることができます。厳密には粉ゼラチンと板ゼラチンを戻す時の水分量が若干変わるのですが、問題なく置き換えることができるのでどちらかしか自宅にストックがない、という場合でも同じグラム数で置き換えることができます。
生クリームで変わる食感
加える生クリームは、泡立て方によって食感が変わります。
- 6分立ての、とろみがついてもったりするくらいまで泡立てて加えたものはムースのような感じに、
- 泡立てないでそのまま加えるとプリンのような食感になります。
どちらも食感は違っても濃厚な味を楽しめるので好みによって変えてみてください。私は生クリームを泡立てた方が好きですが、時間がないとき、簡単にささっと作りたい時はそのまま加えてガシガシ混ぜて作ってしまいます。
色々アレンジできる!
シンプルなレシピなので写真のように上にブルーベリーを飾ったり、いちごやラズベリーなどのベリー系やオレンジなどの柑橘系でも爽やかに食べられます。コンポートにして生地に入れてもマーブル状の綺麗な色合いになります。
レアチーズケーキの作り方
土台
ビスケットをジッパーなどの袋に入れて、綿棒などで叩いて細かく砕き、溶かしバターと合わせます。
しっかりバターと合わせてから型に詰め、スプーンの背などできっちりおし固めて冷凍庫に入れて冷やしておくとビスケットが浮くのを防げます。 (さらにカリッとした食感にしたければ、グラハムビスケットを型に詰めてから170度のオーブンで5分ほど焼くとより香ばしくなります)
レアチーズケーキ生地
板ゼラチンを冷水につけて柔らかくしておきます。粉ゼラチンを使う場合は粉ゼラチンと水を合わせておきます。
室温に戻して柔らかくしたクリームチーズとグラニュー糖を合わせてよく混ぜます。
生クリームの一部(50mlくらい)を温め、1.の柔らかくなったゼラチンの水気をよく切って(粉ゼラチンの場合はゼラチンと合わせた水ごと)生クリームに加え溶かし、2.に少しづつ加えてよく混ぜ合わせます。
ゼラチンやクリームチーズのかたまりが残っていないようによく混ぜます。かたまりが残り続けるようならハンドブレンダーを使ってなめらかにします。
残りの生クリーム(270ml)をとろとろと流れ落ちるくらいの固さに泡立て生地に加え混ぜ合わせます。
(泡立てないでそのまま加えてもいいです)
型に注ぎ入れ、冷蔵庫で半日ほど冷やし固めます。
材料6つ!濃厚レアチーズケーキ
- Total Time: 12 hours 30 minutes
- Yield: 1 台(18cm 丸型) 1x
Description
オーブンを使わない+混ぜて冷やすだけ。 簡単濃厚レアチーズケーキのレシピ!
Ingredients
土台
- 90g ダイジェスティブビスケット
- 45g 無塩バター(溶かし)
レアチーズケーキ生地
- 400g クリームチーズ(常温)
- 80g グラニュー糖
- 320ml 生クリーム
- 10g 板ゼラチン(または同量の粉ゼラチン+水大さじ3)
Instructions
土台を作ります
- ビスケットをジッパーなどの袋に入れて、綿棒などで叩いて細かく砕き、溶かしバターと合わせます。
- しっかりバターと合わせてから型に詰め、スプーンの背などできっちりおし固めて冷凍庫に入れて冷やしておくとビスケットが浮くのを防げます。 (さらにカリッとした食感にしたければ、グラハムビスケットを型に詰めてから170度のオーブンで5分ほど焼くとより香ばしくなります)
レアチーズケーキ生地を作ります
- 板ゼラチンを冷水につけて柔らかくしておきます。粉ゼラチンを使う場合は粉ゼラチンと水を合わせておきます。
- 室温に戻して柔らかくしたクリームチーズとグラニュー糖を合わせてよく混ぜます。
- 生クリームの一部(50mlくらい)を温め、1.の柔らかくなったゼラチンの水気をよく切って(粉ゼラチンの場合はゼラチンと合わせた水ごと)生クリームに加え溶かし、2.に少しづつ加えてよく混ぜ合わせます。
- ゼラチンやクリームチーズのかたまりが残っていないようによく混ぜます。かたまりが残り続けるようならハンドブレンダーを使ってなめらかにします。
- 残りの生クリーム(270ml)をとろとろと流れ落ちるくらいの固さに泡立て生地に加え混ぜ合わせます。
(泡立てないでそのまま加えてもいいです) - 型に注ぎ入れ、冷蔵庫で半日ほど冷やし固めます。
- 型から外しお皿に移します。型から外す時は温めた布巾などで型のまわりを温めると外しやすくなります。
お好みで季節のフルーツなどを飾ってできあがりです。
Notes
・ 加える生クリームは、泡立て方によって食感が変わります。
6分立ての、とろみがついてもったりするくらいまで泡立てて加えたものはムースのような感じに、泡立てないでそのまま加えるとプリンのような食感になります。どちらも食感は違っても濃厚な味を楽しめるのでお好みによって変えてみてください。
・ケーキとして綺麗にかたちを出すため&暑さにも持たせるためにゼラチンの量を多めにしています。カップにいれて作る場合はゼラチンの量を半分くらいの5g〜くらいで調整してみて下さい。
- Prep Time: 30 minutes
- Inactive Time: 0 hours
- Cook Time: 12 hours
- Category: ケーキ
- Cuisine: 日本
Nutrition
- Serving Size: 1 grams
- Unsaturated Fat: 0
かずみ
以前スフレチーズケーキのコメントをしたかずみです。お返事ありがとうございました。
今回こちらのレシピを使わせていただきました。
レアチーズといえばよくヨーグルトやレモン汁を使用するレシピが多いと思うんですが、そのせいで?私はあまり好みではありませんでしたがこちらのレシピは材料がシンプルなせいか、素材の味がしっかり感じ取れて今までとは違った濃厚なレアチーズケーキに仕上がりました。家族全員にとても好評でした。
我が家の場合はゼラチン10gでは固めに仕上がったので次回は少なめにしてみたいと思います。
ありがとうございました。
Chicca Food
かずみさんこんにちは!
こちらのレシピ使っていただいてありがとうございます!
私もヨーグルトのレシピも持っているんですが、その軽い爽やかな感じではなく
このレシピのイメージは「しろたえ」のチーズケーキで、
ベークドではない少し重い濃厚な感じを出したくてこのレシピに辿り着きました!
気に入っていただけて良かったです。
ゼラチンは結構難しくて・・・
こういうケーキを作って食べるときは午前中に作って夜に食べることを想定して
数時間で固まるようなレシピにしたんですが、一晩置いて翌日食べると少し固いんですよね。
もちろん量を減らして作っていただいてもいいですし、固く仕上がってしまったときは
常温に少し置いて召し上がっていただいても多少柔らかくなります。