イギリスのアフタヌーンティーに欠かせないスコーン。難しそうに見えますが、材料を順番に混ぜていくだけでうまく膨らみ、腹割れも綺麗にできるとても簡単なレシピです。
イギリスの伝統菓子、スコーン
イギリスのアフタヌーンに欠かせないお菓子、スコーン。クッキーとパンの中間のような口当たりで、高く焼き上げると真ん中にここから割ってくれ!と言わんばかりの割れ目が入ります。
うまく焼き上げるのがなかなか難しそう・・・と思いきや材料を順番に手で混ぜていくだけで綺麗に仕上がります。材料も小麦粉、バター、砂糖・・・などほとんどのうちにあるものばかり。焼き立てが美味しいので、ぜひうちで手作りしてしまいましょう。
スコーンの作り方
作り方はシンプルに材料を混ぜていくだけ。
薄力粉、ベーキングパウダー、塩、グラニュー糖など乾いた粉類をボウルに入れて、バター、卵黄、牛乳などの水分のあるものを混ぜ合わせていくだけです。スタンドミキサーやゴムベラを使ってもよいですが、手で混ぜても綺麗にできます。
コツというコツもないほど簡単ですが、強いて言えばいつもの粉もの同様あまり捏ねすぎないこと、
出来上がりの固さがクッキー生地とパン生地のちょうど中間くらいの柔らかさの生地になるので、ちょっと扱いなれない生地ですが、余計な水分を加えたり打ち粉をしすぎたりしないことくらいでしょうか。
簡単手作りいちごジャム
今回はちょうどいちごの季節だったので、簡単にジャムも手作りしています。保存用ではなくすぐ食べる用に、砂糖の量が少なくいちごのかたちが残り、あまり煮詰めてもいません。甘さ控えめでパンやお菓子につけて食べられるので、このレシピでよく作ります。時間があればジャムも手作りしてみてください 🙂
クロテッドクリーム・・・
イギリスへ旅行へ行ったとき、このスコーンに合わせるクロテッドクリームにものすごく憧れて、アフタヌーンティーへ行って早速スコーンを注文しました。
さんざんスコーンとクロテッドクリームを調べていたので、スコーンをぱくっと割って早速クロテッドクリームをどさ〜とかけておそるおそる「おかわり」を注文したら、サービスをしてくれたお姉さんがとても喜んでくれて「スコーンはクロテッドクリームを食べるためにあるんだよ!それくらいたっぷりかけて食べるのが正解!!ただ観光客はあんまり知らないからみんな残しちゃうけどね」といってたっぷりおかわりを持ってきてくれました。(ただし脂肪分は生クリームとバターの中間くらいだそう。みなさん心して食べましょう 😈 )
今回はフランスでクロテッドクリームは手に入らなかったのでホイップクリームで代用していますが、またクロテッドクリームとスコーンを食べにイギリスに行きたいなぁ。
使用する道具
使用する材料
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混ぜるだけ!本格スコーンの簡単な作り方
- Total Time: 35 minutes
- Yield: 10 個 1x
Description
イギリスのアフタヌーンティーに欠かせないスコーン。難しそうに見えますが、材料を順番に混ぜていくだけでうまく膨らみ、腹割れも綺麗にできるとても簡単なレシピです。
Ingredients
スコーン生地
- 220 g 薄力粉
- 小さじ2 ベーキングパウダー
- ひとつまみ 塩
- 40 g グラニュー糖
- 50 g 無塩バター
- 2 個 卵黄
- 80 ml 牛乳
塗り黄身(ドリュール)
- 1 個 卵
トッピング
- ホイップクリームまたはクロテッドクリーム
- ストロベリージャム
Instructions
- オーブンを175度に予熱しておきます。
- ボウルに薄力粉とベーキングパウダーをふるい入れ、塩とグラニュー糖を加えて軽く混ぜます。
- 冷えた角切りにしたバターを1.のボウルに加えて、手でバターをつぶすようにして混ぜます。粉チーズ状になるくらいまでさらさらな状態になればOKです。
- ボウルの中央にくぼみを作り、卵黄と牛乳を加えて混ぜ、ひとまとめにします。あまり捏ねすぎず、生地がなめらかな状態になるくらいまで。
- 固さはクッキー生地とパン生地の中間くらいの、ベタつかず耳たぶくらいのやわらかい状態。
- 打ち粉をした台の上に取り出して、めん棒で2〜2.5cmくらいの高さに伸ばします。
- 丸型でくり抜いていきます。今回は直径6cmの丸型を使いました。
- 天板に生地を並べ、塗り黄身をハケで生地の上面に塗ります。
- 175度のオーブンで15分ほど焼きます。真ん中が割れて、綺麗な焼き色がついていれば出来上がりです。
- お好みでクロテッドクリームや生クリーム、ジャムなどを添えてお召し上がりください。
Notes
*動画ではベーキングパウダー大さじ2となっていますが、小さじ2の間違いです、すみません!
- Prep Time: 20 minutes
- Inactive Time: 0 hours
- Cook Time: 15 minutes
- Category: 焼き菓子
- Cuisine: イギリス
Nutrition
- Serving Size: 1 grams
- Unsaturated Fat: 0
Alicia
はじめまして。
いつもレシピ使わせていただいています。
テキストではベーキングパウダー小さじ2、YouTube動画の方では大さじ2となっていますがどちらが正しいのでしょうか…?
先日小さじ2で作ってみたのですが真ん中で綺麗に割れてくれなかったので大さじ2が正しかったのかな、と。
またリベンジしたいのでご教示頂けると幸いです。
Chicca Food
Aliciaさんはじめまして、
お返事遅れてしまってすみません、そして小さじ2の方が正しいです!
この量で真ん中が綺麗に割れるはずなのですが・・・。
小さじ2でgだと8g、
それで膨らまなかったということで、小さじ3くらいまで(12g)までなら増やしてみても大丈夫だと思います。
あまり多すぎるとベーキングパウダーの苦味が出てしまうので、それ以上はおすすめしません。
もしそれでうまく膨らまないとすれば、原因は違うところにあると思います。(オーブンの温度とか)
ご指摘ありがとうございました、
動画の方は一度あげてしまうと手直しできないので注意書きとして補足しておきます。
混乱させてしまってすみませんでした????♀️