オーブンで低温焼き・甘みが凝縮されたセミドライトマトのレシピ。
夏に作るトマトの保存食
夏になると色々な種類のトマトが並び、値段も安くなるので大量に買って保存食を作るのに絶好な季節です。
日本の少しオレンジがかった薄い赤色のトマトと違ってイタリアやフランスのトマトは人工的な色かと思うくらい真っ赤。
16世紀ラテンアメリカからヨーロッパへトマトが持ち込まれた時、食用ではなく長い間観賞用であったというのが納得できる程ちょっと怖いくらい鮮明な赤色をしています。
自家製ならセミドライトマト !
ドライトマトは袋入りでスーパーなどで売っているし、そのドライトマトを戻してペースト状にしてパスタなどに合わせるソースなんかも瓶詰めで売っているのですが、乾燥トマトだと少し味が強すぎると思うことも。
自家製で作るなら、甘みが凝縮されていながらまだジューシーさが残っているセミドライの方が食べやすくて作りやすいと思います。
セミドライトマトの作り方
トマトは汁が出にくく甘みが強いミニトマトがおすすめです。
ミニトマトを半分に切ってキッチンペーパーを敷いた天板にならべていきます。低温でローストしていくと切り口から汁が出るので、それを受け止める為に皮を下にして並べていきます。
好みで乾燥オレガノとにんにくのスライス、オリーブオイルをふりかけて香りづけします。
オレガノはバジルなんかと比べるとあまり登場しないと思いがちですがイタリア料理には結構使います。新鮮なうちに生で食べるのが最上の爽やかなバジルですが、焼いてしまうと香りがとんでしまう。オレガノは乾燥してもその香りを失わなず野菜にもお肉にも使えるので使いやすいハーブです。
トマトは旨味成分が豊富で低温焼きで味も凝縮され、そのままで十分美味しくな食べられるので私は特に塩は加えませんが、物足りないと思われる方は塩を少しふっても良いと思います。
あとは120〜130度のオーブンで2〜3時間じっくり低温焼きして、好みのロースト具合になったらオーブンから取り出します。
焼いているあいだにトマトから水分が出て、オーブン内にかなり蒸気がたまります。何度かオーブンの扉をあけて蒸気を逃しながら焼いてください。
セミドライトマトの保存方法
ドライトマトと違って水分が残っているので長期保存はできません。冷蔵庫に入れて一週間くらいで食べ切ってください。
長期保存したい場合はオリーブオイル漬けにすると1ヶ月くらいは美味しく食べられます。
使用する材料
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オーブンで作る自家製セミドライトマト
- Total Time: 3 hours 15 minutes
- Yield: 4 人分 1x
Description
オーブンで低温焼き・甘みが凝縮されたセミドライトマトのレシピ
Ingredients
- 1 kg ミニトマト
- 適量 エキストラヴァージンオリーブオイル, (お好みで)
- 適量 乾燥オレガノ, (好みで)
- 適量 にんにく, (好みで)
Instructions
- オーブンを130度に予熱します。
- ミニトマトを洗い、ヘタを取って半分に切ります。
- オーブンシートを敷いた天板の上に半分に切ったミニトマトを皮を下にして並べます。
- オリーブオイルを回しかけ、スライスしたにんにくと乾燥オレガノをふりかけて120〜130度のオーブンに入れて2〜3時間低温でじっくり焼きます。
- トマトの水分でオーブン内にかなり蒸気がこもるので、何度かオーブンの扉をあけて蒸気を逃しながら焼いてください。
Notes
*この分量でオーブンの天板1枚分のセミドライトマトができます。
*そのまま食べたり料理に使う場合は冷蔵庫に保存して一週間くらい日持ちします。
*長期保存する場合は冷凍するか、オリーブオイルに漬けて瓶に詰めると1ヶ月程度は美味しく食べられます。
- Prep Time: 15 minutes
- Inactive Time: 0 hours
- Cook Time: 3 hours
- Category: お惣菜
- Cuisine: Italian
Nutrition
- Serving Size: 1 grams
- Unsaturated Fat: 0
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