焼き立てのシナモン香るふわふわパンにクリームチーズのフロスティングをかけた、本格シナモンロールのレシピ。大きく焼いて、ちぎりパンにしてどうぞ♩
焼き立てが最高!シナモンロール
それ自体の香りが好きではなくても、ある食材と合わせると惹きつけられる香りというのがあって、それが私にとってはシナモンでした。
シナモンの香りが特に好きというわけでもないのですが、以前紹介したバナナアップサイドダウンケーキのキャラメル+バナナのスパイスに使ったのがシナモンで、退屈になりがちな甘ったるさを引き締めてくれる、なくてはならないスパイスでした。
このシナモンロールは隠し味ではなくまさにシナモンが主役なのですが、バターの多いパン生地とクリームチーズフロスティングとの相性が良くてやみつきになる味です。
何より焼き立てにオーブンから出したときにキッチンに広がるシナモンの香りがもうたまりません????
食べることよりこの焼き立ての香りだけで十分手作りする価値があると思います。
手順が多い・・・ので効率的に作ろう
お菓子作りの中でも、大変そうに見えて意外と簡単なお菓子というのは結構ありますがこれは逆で簡単そうに見えて意外と手間がかかります????
シナモンロールパン生地作り、中に入れるフィリング作り、上にかけるクリームチーズフロスティング作り。パン生地ものばしてフィリングを巻き込んで切って・・・ととにかくやることが多い。
けれども特に難しい手順があるわけでもなく、パン生地を発酵させている間にフィリングを作り、オーブンでパンを焼いている間にフロスティングを作る、という風に効率的に作業できるので無駄な時間はありません。フロスティングはお好みでもかけなくてもいいですし、粉砂糖と水を混ぜたアイシングで代用すればもっと手軽にできます。
使う型によっていろいろなシナモンロールが作れる!
今回のレシピで一番悩んだのは型。
・型に入れずに個別に焼けばパンオレザンのような平たいかたち
・マフィン型に入れて個別に焼けば背の高いシナボンのようなかたち
・スクエア型に生地を詰めればちぎりパン風
という風に同じ生地&同じ作り方ながらそれぞれ特徴的な違うかたちのシナモンロールになります。
迷った末、今回は型に入れてちぎりパン風に焼くことにしました。
使うスクエア型の大きさでも背の高さが変わるので、お好みのかたちを見つけてみてください✨
使用する材料
今回は生イーストで作りましたが、インスタントドライイーストでも作れます。
使用する道具
レシピをもっと見る
・ひっくり返すだけ!キャラメルバナナのアップサイドダウン ケーキ
・ナポリの伝統菓子 リモンチェッロのババ
・フランス生まれのウィークエンドシトロン | レモンケーキ
シナモンロールの作り方
- Total Time: 2 hours 48 minutes
- Yield: 12個(20x28cm スクエア型 1台分) 1x
Description
焼き立てのシナモン香るふわふわパンにクリームチーズのフロスティングをかけた、本格シナモンロールのレシピ。大きく焼いて、ちぎりパンにしてどうぞ♩
Ingredients
シナモンロール生地
- 120ml 牛乳
- 50g グラニュー糖
- 10g 生イースト(インスタントドライイーストなら3g)
- 1個 卵
- 50g 無塩バター(室温)
- 300g 強力粉
- 小さじ½ 塩
- 小さじ½ シナモンパウダー
フィリング
- 100g ブラウンシュガー
- 小さじ2 シナモンパウダー
- 50g 無塩バター(室温)
クリームチーズフロスティング
- 50g 無塩バター(溶かし)
- 100g 粉糖
- 100g クリームチーズ
Instructions
準備
- シナモンロール生地とフィリングに使う無塩バターを常温に戻しておきます。
- 型にオーブンシートを敷いておきます。
- オーブンを使う10分前に175度に予熱しておきます。
シナモンフィリング
- ボウルにバター、ブラウンシュガー、シナモンパウダーを合わせて混ぜ、使うときまでやわらかい状態のままとっておきます。
シナモンロール生地
- 生イーストを砕いて小さなボウルに入れます。 牛乳を人肌くらいに温め、生イーストの入ったボウルに注ぎ入れます。よく混ぜ合わせて生イーストを溶かします。
- 大きなボウルに強力粉、グラニュー糖、シナモンパウダーを加えて軽く混ぜ合わせます。 (インスタントドライイーストを使用する場合はここで粉類と一緒に加えます)
- 溶き卵と1.の生イーストと牛乳を加えます。
- ゴムベラで全ての材料をよく混ぜ合わせます。(ハンドミキサーまたはスタンドミキサーでも可)
- 粉気がなくなってきたら塩、そして常温に戻した柔らかいバターを少しづつ加えてさらによく混ぜ合わせます。
- 打ち粉をした台の上に生地を取り出します。生地が手につかず、ツヤが出る状態になるまでよく捏ねます。水分と油脂が多い生地なので最初は少しべたつきますが、だんだんまとまってきます。もし生地がいつまでもベタつく場合は、さらに強力粉を加えて捏ね続けます。
- 生地の表面を張らせて、大きめのボウルに入れます。ラップをかけ、部屋の暖かい場所やオーブンの発酵機能を使い、1時間ほど生地を発酵させます。生地が2倍くらいになればOKです。
- 打ち粉をした台の上に生地を取り出して、長方形に伸ばします。巻き始めと巻き終わりの部分を避けてシナモンフィリングを全体に塗ります。
- 生地を手前からくるくると巻き、筒状にします。
- 生地を12等分します。
- 準備した型に生地をひとつひとつ離して並べます。型の上からふわりとラップをかけ、30分ほど発酵させます。型いっぱいに生地が膨らめばOKです。
- 予熱した175度のオーブンで18分ほど焼きます。 焼き上がったらオーブンから出して粗熱をとります。
クリームチーズフロスティング
- シナモンロールを焼いているあいだにクリームチーズ フロスティングを作ります。ボウルに溶かしバター、粉砂糖、クリームチーズを合わせてホイッパーでよく混ぜます。
- シナモンロールが冷めたらフロスティングを全体にかけ、スパチュラなどでのばしてできあがりです。
Notes
- 中に巻き込むフィリングは、シナモンを濃いめに多めの量&香りづけしています。少し軽くしたい場合や好みの量に調整したい場合は、最初に溶かしバターをシナモンロール生地全体に塗り広げ、シナモンパウダーとブラウンシュガーを合わせたものを上からかけていき、そのまま巻き込みます。
- このレシピは20x28cmのスクエア型を使ってちぎりパンのように焼き上げています。ちょうどよい型がなければもっと小さい型でも作れます。(もっと厚みのあるシナモンロールができます。)
また型がなければ、天板に生地をひとつひとつ離して置いて焼き、個別のシナモンロールを作ることもできます。 - クリームチーズフロスティング は多めに作っています。
同じ分量で18〜20cmくらいの型を使用する場合、フロスティング の量は半量ほどにしてください。
- Prep Time: 1 hours
- 発酵: 1 hour 30 minutes
- Cook Time: 18 minutes
- Category: パン
- Cuisine: アメリカ
Nutrition
- Serving Size: 1 grams
- Unsaturated Fat: 0
Kumaniseko
これまで色んなレシピでシナモンロールを試しましたが、1.なんとなく生地が硬くなってしまう、2.柔らかい生地だと成形する時に扱いにくい、と2つのことが悩みでした。このレシピは生地も扱いやすく、仕上がりが本当に柔らかくて、理想とするシナモンロールが焼きあがりました!フロスティングは少し塩を加えてみました。生地の甘さと相まってとてもおいしかったです。
Chicca Food
Kumanisekoさんこんにちは!
わーそうですか、ありがとうございます!
確かに柔らかい生地だと仕上がりの口当たりもよくなりますが、成形しにくいんですよね。
フロスティングは確かにいつも甘すぎると感じるのですが、
やっぱりシナモンロールには欠かせないと思ってつけたのですが、塩を入れるといいんですね!
今度試してみます!!